食費節約のため、近所の大学の「食堂」を利用したい! 値段はどのくらい? 学生でなくても利用できる?

配信日: 2023.10.24 更新日: 2024.10.10

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食費節約のため、近所の大学の「食堂」を利用したい! 値段はどのくらい? 学生でなくても利用できる?
学食(学生食堂)というと、一般的な大衆食堂よりも安いイメージを持つ人もいるでしょう。会社や自宅の近くに大学がある場合、大学の学生食堂を利用すれば食費を抑えられるのではないかと期待する人もいるのではないでしょうか。そこで、本記事では学生食堂を一般の人が利用できるのか、果たして節約につながるのか深掘りしました。
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学生食堂は一般人でも利用できるか?

学生食堂とひとくちに言ってもピンキリで、大学側が一般に公開している場合と、学内への立ち入りを禁じている場合の2パターンがあります。
 
もしも、学生食堂の利用してみたいと考えている大学があるなら、事前に大学の公式サイトなどで一般開放の有無を確認してみてください。大学の公式サイトなどを確認すると、学生食堂がいくつ入っていて規模はどの程度か、いくらくらいで注文できるか事前に情報を入手できます。
 
ただし、一般に開放している学生食堂であっても、学内行事などで営業日程が変更になったり、感染症対策の観点から利用が難しかったりするケースもあります。また、時間帯によっては学生の昼食時間と被り、学生食堂内が混雑する恐れがあるので注意が必要です。あくまでも学生の利用がメインのため、状況によっては一般人が利用できないケースも考えられます。
 

一般に開放されている学生食堂を紹介

一般に開放されている学生食堂の中でも有名なのは、青山学院大学の学生食堂です。青山キャンパスの大学7号館地下にある7号館食堂「チカナナ」は、歴史ある学生食堂として人気を集めています。販売価格はチカナナカレーが320円、油そばが450円、手作り唐揚げ定食が550円です(2023年10月23日時点)。
 
実際に青山キャンパスの周辺にある飲食店で食事を済ませようとすると、店舗によっても販売価格は異なるものの、カレーは800~1300円前後で販売されています。油そばに関しては700~900円前後の販売価格で、唐揚げ定食は800~1300円前後で注文できるケースが多いようです。
 
物価高騰の影響もあり、学生食堂のようにワンコイン程度で食事できる場所はまれで、メニューによっては250~980円程度の節約につながります。約1ヶ月、20日間利用したと仮定した場合、5000~1万9600円も食費を抑えられる結果になります。
 

他にも一般に開放している学生食堂がある!

他にも一般公開されている学生食堂は少なくなく、慶應義塾大学の三田キャンパスの西校舎中階にある学生食堂「山食」は、一般の人も利用できます。ハンバーグ定食が460円、アジフライ定食が470円、親子丼が500円で販売されています(2023年10月17日時点)。
 
三田キャンパス周辺の飲食店で同様のメニューを探したところ、販売価格はハンバーグ定食が600~1100円前後です。アジフライ定食は800~1100円前後、親子丼が700~900円前後で販売されています。メニューによっては140~640円程度の節約になり、約1ヶ月、20日間利用したと仮定すると2800~1万2800円も食費を抑えられることが分かります。
 

学生食堂を利用するほうが食費を抑えられる

学生食堂で注文するメニューにもよりますが、物価が高騰して飲食店の販売価格も上がっているので、学生食堂を利用するほうが食費の節約につながります。上述したエリアで飲食した場合は、20日間利用したと仮定すると、1ヶ月で2800~19600円も食費を節約できることが分かりました。
 
ただし、学生食堂はあくまでも学生向けの食堂のため、混雑状況によっては一般に開放されないケースもあります。また、訪問するタイミングによっては、運営時間や販売価格が異なる場合があるので、事前に各大学の公式サイトを確認してみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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