紅茶は「1杯ずつ」と「ティーポット」で入れるのでは、どれだけの費用差になる? メリット・デメリットも確認
配信日: 2023.10.29 更新日: 2024.10.10
そこで、本記事では紅茶を1杯ずつ入れる場合とティーポットで入れる場合について、それぞれの費用とともにメリット・デメリットを解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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カップ1杯とティーポットどちらもガス代は同程度
紅茶をカップで飲む場合は、お湯が1杯当たり150mlほど必要です。ティーポットはさまざまな種類がありますが、今回は500mlのものを使用した場合を想定してガス代を算出します。目安として、1リットルのやかんでお湯を沸かしたときのガス代は2円ほど(ガス会社により異なる)です。
・カップ1杯分の紅茶のガス代は約0.3円
前述したやかんで沸かす場合のガス代を参考にすると、カップ1杯分(150ml分)を沸かすためのガス代は約0.3円になります。ティーポットと同量(500ml)分を飲むためには、カップ3杯と3分の1杯の紅茶を飲むことになります。そのガス代は3杯分が「0.3円×3杯=0.9円」、3分の1杯分が「0.3円÷3=0.1円」、合計1円です。
・ティーポット1回分のガス代は約1円
やかん1リットルでガス代は約2円になるため、500mlのティーポットのガス代はその2分の1、つまり約1円になります。
それぞれのメリット・デメリット
カップ1杯ずつとティーポット、それぞれの方法で紅茶を入れる場合のメリット・デメリットを見てみましょう。
・カップ1杯分ずつ毎回入れる場合
メリットは毎回温かい紅茶が飲める点、量が少ないのでお湯が沸くまでの時間が短くすむ点などが挙げられます。ティーカップ1杯分ずつ飲む場合は、一般的にはティーバッグが使用されるため、素早く紅茶を入れることが可能です。
デメリットは、ガス会社によっては1回使用する際のガス代が高い場合もあり、何度も入れていれば「ちりも積もれば」で費用が高くなる可能性があることです。また、ティーバッグで入れる場合はジャンピングによる紅茶のおいしさを味わえない点もデメリットといえます。
・ティーポットで入れる場合
ティーポットで数杯分をまとめて作っておけば何度も入れる手間が省けるほか、ガスを使用する回数も1回ですみます。また、ティーポットで入れる際にティーバッグではなく、茶葉を使用していれば、お湯を注ぐ際のジャンピングによって、よりおいしい紅茶を入れることが可能です。
ジャンピングとは、お湯を注ぐ際に茶葉が動くことで、おいしい紅茶を入れるための条件のひとつといえます。ただ、ティーポットの場合、保温機能がなければ1杯目以降は入れたての紅茶を飲めないため、ぬるくなった紅茶をそのまま飲むか、わざわざ温め直さなければなりません。
メリット・デメリットを比較したうえで紅茶の入れ方を工夫するのがおすすめ
紅茶は入れ方によっておいしさが異なるうえ、ティーバッグか茶葉かでも多少の味の違いが出てきます。そういった意味ではティーポットで入れる紅茶がよりおすすめですが、カップ1杯ずつ入れる方法は時間がかからない点がメリットです。ガス代も極端な違いはないため、そのときの状況に合わせて、おいしさをより引き出せるように入れて楽しみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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