レジ袋代節約のため、エコバッグを購入しました。スーパーで何回買い物すれば元がとれますか?

配信日: 2023.11.08 更新日: 2024.10.10

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レジ袋代節約のため、エコバッグを購入しました。スーパーで何回買い物すれば元がとれますか?
2020年7月1日から全国でプラスチック製買物袋の有料化が実施されていますが、節約のためにエコバックを購入したという人も少なくないでしょう。日頃からスーパーを利用していると、エコバックを何回使えば元がとれるのか気になる人もいるかもしれません。
 
そこで、本記事ではスーパーのレジ袋代を節約するためにエコバックを購入したら、何度の買い物で元がとれるのかということを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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そもそもスーパーでのレジ袋代はいくらかかる?

プラスチック製買物袋の有料化が始まったものの、レジ袋の販売価格は決められていません。各スーパーでレジ袋の販売価格を設定できるので、店舗によってレジ袋代が異なります。ただし、あまりにも高く販売すると利用者が離れる恐れがあるので、どのスーパーも価格差はほとんどなく、1枚あたり数円で入手できます。
 
中サイズ(Mサイズ)のレジ袋は約2~4円、大サイズ(Lサイズ)のレジ袋は約3~6円で購入可能です。スーパーによって数円ほど価格が異なる可能性があるものの、ほとんどが5円程度で手に入ります。
 
一方でエコバックを購入する場合、メーカーによって価格はピンキリですが、百円ショップでも購入できます。百円ショップで購入する場合は、税込み価格で110円です。仮に買い物の度にスーパーで5円のレジ袋を購入したとすると、22回で元が取れる計算になります。
 
1000円のエコバックを購入する場合は、5円のレジ袋を200回購入する金額に相当するため、毎日スーパーを利用したとしても元を取るのに半年以上かかります。ただ、ほぼ毎日スーパーを利用する人は少なく、多くの人は週2~3回、または週1回程度利用すればよい方でしょう。
 
スーパーを週2回利用する人は月8回程度の利用となるため、1000円のエコバックを購入すると元をとるまでに25ヶ月、2年強かかります。さらに、スーパーを週1回利用する方は月4回程度の利用となるので、元をとるまで50ヶ月、4年強はかかる計算です。元をとるまでには2~4年の歳月がかかるのです。
 

元をとるという考え方よりも地球環境への配慮

上述したようにエコバックは購入価格が安いほど元をとるまでの期間は短くなりますが、せっかく持つならお気に入りのデザインのエコバックを購入したいものです。あまりにも安いエコバックを購入すると、元をとる前に破損して買い直す必要があったり、想定以上に物が入らなかったりと、後々問題が生じるリスクがあります。
 
一概に問題が起こるとも言い切れませんが、ある程度の価格で販売されているしっかりとした造りのエコバックの方が長持ちします。もちろん、エコバックを節約のために持つという考え方も否定されるものではありませんが、地球環境への配慮として購入を検討してみてはいかがでしょうか。
 

多くの人はエコバックで元をとるなら2年近くかかる

週2回程度の頻度でスーパーを利用する人は、エコバックで元をとるためには2年近くかかります。もちろんスーパーを頻繁に利用する人は、もっと早く元をとれるでしょう。
 
ただし、いくら丈夫なエコバックであっても、食品や日用品などの重たい物を運ぶうちに破損したり、汚れたりして買い替えが必要になってきます。エコバックで元をとるのは現実的には簡単ではないため、地球環境への配慮として購入することをおすすめします。
 

参照

マイボスコム株式会社 自主企画アンケート結果

お店作りのヒント帳 有料化したレジ袋、値段設定はいくらくらいがいいの?大手各社の対応は

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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