夫は「作業着」勤務のため、一日2回は洗濯機を回します。1回と比べてどれくらい「電気代」と「水道代」は違いますか?
配信日: 2023.11.09 更新日: 2024.10.10
今回は、洗濯1回当たりの電気代と水道代について解説します。洗濯回数が増えると、どれほどのコストがかかるのかを見てみましょう。「ドラム式洗濯乾燥機」と「タテ型洗濯乾燥機」の費用をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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洗濯1回当たりの電気代と水道代
洗濯にかかるコストは、「ドラム式」か「タテ型」かによって変わります。まずはタイプ別に、洗濯1回当たりの電気代と水道代を確認してみましょう。
シャープ株式会社では、「ドラム式」と「タテ型」のそれぞれにかかる電気代と水道代を比較検証しており、結果は表1の通りです。
表1
ドラム式洗濯乾燥機 | タテ型洗濯乾燥機 | |||
---|---|---|---|---|
洗濯のみ 11キログラム |
洗濯~乾燥 6キログラム |
洗濯のみ 11キログラム |
洗濯~乾燥 6キログラム |
|
使用水量 | 約75リットル | 約49リットル | 約115リットル | 約88リットル |
水道代 | 約19.7円 | 約12.8円 | 約30.1円 | 約23.1円 |
消費電力量 | 約75 ワットアワー |
約600 ワットアワー |
約110 ワットアワー |
約2200 ワットアワー |
電気代 | 約2.3円 | 約18.6円 | 約3.4円 | 約68.2円 |
合計 | 約22円 | 約31.4円 | 約33.5円 | 約91.3円 |
※シャープ株式会社「洗濯乾燥機の選び方ガイド」を基に筆者作成
「タテ型」と比較して、「ドラム式」のほうが、電気代・水道代をともに安く抑えられることが分かります。また、洗濯から乾燥まで一貫して行う場合は、電気代が高くなるため、洗濯する衣類の容量に応じてモードを使い分けると、かかるコストをより抑えられるでしょう。
一日に2回洗濯機を回すと、どれだけのコストがかかるのか
洗濯1回当たりにかかるコストが分かったところで、一日に2回洗濯機を回すと、月にいくらかかるのかを見てみましょう。
表2
一日の 洗濯回数 |
ドラム式洗濯乾燥機 | タテ型洗濯乾燥機 | ||
---|---|---|---|---|
洗濯のみ 11キログラム |
洗濯~乾燥 6キログラム |
洗濯のみ 11キログラム |
洗濯~乾燥 6キログラム |
|
1回 | 約660円 | 約942円 | 約1005円 | 約2739円 |
2回 | 約1320円 | 約1884円 | 約2010円 | 約5478円 |
※筆者作成
一日のうち2回とも洗濯のみで稼働した場合、ドラム式とタテ型でかかる費用には約690円の差が生じます。洗濯から乾燥まで済ませた場合であれば、約3594円もの差になります。
タテ型洗濯機のなかには乾燥までできるものもありますが、電気代が高額になりやすいので、一日に何度も使用する場合は、ドラム式のほうがコストは安く抑えられるでしょう。
一日に何度も洗濯するのであれば「ドラム式」がおすすめ
洗濯機は「ドラム式」と「タテ型」によって、かかる電気代と水道代が異なります。コストを比較すると、ドラム式のほうが安く済むことが分かりました。
一日に何度も洗濯するのであれば、ドラム式のほうが、毎月の出費を抑えられるでしょう。ただし、自宅の設置スペースに限りがある場合や、乾燥機能をあまり使わないといった場合は、タテ型洗濯機が向いている可能性もあります。
自分たちの洗濯状況に合った洗濯機を選ぶとよいでしょう。
出典
シャープ株式会社 洗濯乾燥機の選び方ガイド 04. タテ型とドラム式節水・省エネ能力の違い
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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