「ごぼう」と「れんこん」の水煮は、生の状態で購入するのとどれくらい値段に差がある？

野菜の購入や利用方法は人それぞれです。新鮮な生野菜を購入したい、または、時短調理がしたいため水煮や冷凍を購入したいなど、さまざまなケースがあるでしょう。本記事では生のごぼうとれんこん、水煮のごぼうとれんこんに焦点をあて、価格の違いやそれぞれの魅力をご紹介します。料理をするうえで参考にしてください。

生のごぼうとれんこんの価格

まずは、生のごぼうと、れんこんの価格をみていきましょう。政府の小売物価統計調査によると、ごぼうは1kgあたり1004円、れんこんは1kgあたり1016円です （2023年11月時点）。
 
新鮮な生のごぼうや、れんこんを料理に使うことで、風味や食感を生かせる魅力があります。シャキシャキとした歯ごたえのある食感を楽しめるとともに、加熱によって破壊されていない栄養素を摂取することも可能です。
 
また、料理のアレンジもしやすく、サラダや酢の物、和え物、煮物など料理の幅を広げてくれます。
 

おいしいごぼうの見分け方

ごぼうは、泥を落とすと風味が落ちてしまいます。そのため、スーパーなどで購入する際は、なるべく泥がついているものを選びましょう。また、太さは直径1.5〜2cmくらいで、まっすぐに伸びており、下に向かって細くなっていくものが良質で、さらに、ひげ根は少ないほうがよいとされています。
 
太いごぼうは、お得に感じますが、太すぎるものは過剰に成長しすぎたために亀裂が入り、肉質が粗くなっている場合があります。表面をチェックした際に、割れ目があったり、きめが粗かったりするものはさけましょう。
 

おいしいれんこんの見分け方

れんこんはキズが少なく、寸胴型でずっしりと重量感のあるものを選びましょう。触った感覚が硬いものは新鮮です。カットして販売されている場合は、切り口をチェックします。表面や穴の中が黒ずんでしまっているものは時間が経過し、アクが回っていると考えられるため、表面の色がきれいなものを選ぶとよいでしょう。
 

水煮のごぼうとれんこんの価格

次に、水煮のごぼうと、れんこんの価格をみていきます。商品によって価格差があるため、今回はごぼうとれんこんの代表的な3つの商品を、表1にまとめました（2023年11月時点）。
 
【表1】

ごぼうの水煮商品と価格

商品名	平均価格（税込み）
トップバリュ 減の恵み 細ささがきごぼう 1袋	約171円
Vマーク 下ゆで野菜ささきりごぼう 1パック	214円
コノミヤ 国産 ささがきごぼう	235円

 

れんこんの水煮商品と価格

商品名	平均価格（税込み）
セブンプレミアム 国産れんこん（水煮） 100g	213円
トップバリュ れんこんスライス水煮 120g	138円
LAWSON STORE 薄切りれんこん水煮	127円

（筆者作成）
 

水煮野菜の魅力

水煮野菜はすでに加熱してあるため、料理にかかる時間を大幅に短縮してくれます。忙しい朝や仕事で帰宅が遅くなったときなど、時短で1品の調理が可能です。
 
また、加熱済みであることや、真空パックで販売されていることもあり、保存期間は生野菜よりも長期にわたります。1人暮らしで生野菜を購入しても使いきれずに困っている場合などは、水煮野菜を活用しましょう。
 

まとめ

生のごぼうとれんこん、水煮のごぼうとれんこん、それぞれ違った魅力があります。食事をおいしく楽しむためには、自分のライフスタイルに合わせた食材の選択が大切です。料理方法やレシピ、時間があるときまたは忙しいとき、さらには少量で調理したいときなど、さまざまなシチュエーションにあった商品を選びましょう。
 

出典

政府統計の総合窓口 （e-stat） 小売物価統計調査（2023年9月）
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー