毎日会社に「手作り弁当」を持参しています。週に2回800円のランチをしたら、1ヶ月の食費はどれくらい変わりますか?

配信日: 2023.11.15 更新日: 2024.10.10

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毎日会社に「手作り弁当」を持参しています。週に2回800円のランチをしたら、1ヶ月の食費はどれくらい変わりますか?
食費を節約するために、職場にお弁当を作って持参している方も多いでしょう。お弁当を作ることで、コンビニでお弁当を購入したりお店でランチをしたりするよりも、出費を抑えられる可能性があります。
 
そこで今回は、毎日お弁当を作ることでどのくらいの節約につながるのかを解説します。食費を節約したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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お弁当を手作りする理由とかかる費用

全国農業協同組合連合会(JA全農)では、「お弁当に関するアンケート調査」を実施しています。調査の結果、お弁当を作る理由で最も多かった回答は「出費を安く済ませられるから(60.4%)」であり、次いで「栄養バランスが取れるから(32.5%)」でした。
 
お弁当を自分で作ることは、食費を節約できるだけでなく、栄養バランスを気にした食事を摂取できるメリットがあります。
 
しかしお弁当を作るには食材を用意する必要があるため、少なからず食費がかかります。同調査にて、お弁当を作る際の費用は以下の結果となりました。


1位:200円~300円(29.2%)
2位:100円~200円(18.9%)
3位:値段はあまり気にしない(13.7%)
4位:300円~400円(12.3%)
4位:400円~500円(12.3%)

お弁当を作っている方の72.7%が、500円以内に食費を抑えていることが分かります。仮にお弁当ひとつに300円の材料費がかかったとすると、週に5日で1500円、月に(20日働いた場合)6000円かかります。
 
なお「理想はいくらに抑えたいか」の質問に対して最も多く見られた回答は、「~300円(32.1%)」であり、より食費を抑えたいと望んでいることが判明しました。
 

週に2回ランチをすると月にいくら出費が増えるのか?

平日のうち3日はお弁当を持参、残り2日は800円のランチを食べた場合、毎日お弁当を持参する場合と比較して、いくら出費が増えるのかを見てみましょう。
 
週に3日お弁当を作ると、月に3600円の食費がかかります(ひとつのお弁当に300円の材料費がかかると仮定)。残り2日は800円のランチを食べに行くので、ランチ代は月に6400円です。それぞれを合計すると、昼食分の食費は月に1万円になります。
 
毎日お弁当を作る場合の食費は6000円でしたので、4000円の出費が増える結果となりました。
 
ちなみに、なかにはコンビニでお弁当を毎日買って食べる方もいらっしゃるでしょう。500円のお弁当を毎日(平日)買った場合、月にかかる費用は1万円です。3日お弁当持参、2日ランチのパターンと同じ出費となりました。
 

手作り弁当は工夫次第でより節約できる

お弁当を手作りして持参することで、昼食にかかる食費を削減できることが分かりました。
 
しかし今回の結果は、お弁当ひとつ当たりにかかる食費を300円に抑えた場合です。材料費が高くなれば、お店でランチを食べたりコンビニでお弁当を買ったりするのと、さほど変わらないことも考えられます。
 
確実に食費を抑えるのであれば、夕食の残りを活用するなどして食材を使いまわすことがポイントです。お弁当作りのためだけに材料を買うと、割高になる可能性があるため注意しましょう。
 

出典

全国農業協同組合連合会(JA全農)~ 手作り弁当でランチ代を節約 ~ お弁当づくりを簡単にする全農オリジナル『万能だれ』を開発!「1週間1,000円 『万能だれ』地味弁」レシピを10月13日公開します 20代~60代の男女500名を対象にお弁当に関するアンケート調査を実施 「手間」と「コスト」を重要視することが判明【別紙】現代人のお弁当に関するアンケート
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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