更新日: 2024.10.10 その他家計
クレジットカードで簡単に家計簿管理ができる!? カードと連携している家計簿アプリとは?
本記事では、今話題の家計簿アプリの魅力や注意点を紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
家計簿アプリを利用している人の割合は約17%
株式会社アスマーク(東京都渋谷区)が2018年12月、20~60代の男女を対象に行った「家計簿アプリに関するアンケート調査」によると、「家計簿をつけていない」と回答した人は53.2%で半数を上回りました。
逆にいうと、家計簿をつけている人が半数近くいるということになります。家計簿をつけている人にその方法を質問したところ、手書きのみが45.7%で最多となりました。パソコンやスマートフォンではなく、市販の家計簿やノートを利用して手書きで家計簿をつけている人が多いことが分かります。
一方で、パソコンやスマートフォンを利用して家計簿をつけている人も多く、内訳はパソコンのみが26.3%、アプリのみが16.9%です。また、2つ以上の方法を併用している人も全体の10%程度いました。年齢が低いほど家計簿アプリの利用率が高く、20代の21.8%に対して40代以上は10%以下となっています。
クレジットカードと連携できる家計簿アプリ
家計簿アプリとは、スマートフォンに専用アプリをインストールすることで手軽に家計簿をつけられるアプリです。一口に家計簿アプリといってもさまざまな種類がありますが、現在主流となっているのはレシートの読み込み機能やクレジットカードや電子マネーとの連携機能があるアプリです。
クレジットカードと連携できる家計簿アプリは、あらかじめクレジットカードを登録しておくだけで自動的に家計の収支を管理できます。食料品や日用品の購入、公共料金の引き落としなどをクレジットカード決済で支払っている人は、クレジットカードと連携できる家計簿アプリを選ぶとよいでしょう。
クレジットカードと連携できる家計簿アプリの注意点
家計簿アプリ全般にいえることですが、スマートフォンを紛失した際に個人情報が流出し、第三者に悪用されるリスクがあります。また、不正アクセスなどにより、登録した個人情報が外部に流出する可能性も否定できません。
スマートフォンにはロックをかけ、セキュリティーソフトを入れるなどの対策をとったほうが安心です。クレジットカードと連携させる場合は、内訳を把握しにくいデメリットがあります。
また、購入日と引き落としが合わない点もマイナスポイントです。分割払いやリボ払いを利用するとさらにややこしくなり、「いつ何にいくら使ったのか」がよく分からなくなる可能性があります。家計簿アプリにクレジットカードを連携させる場合は、レシート読み込み機能の併用や、別途ノートなどに内訳をメモしておくとよいかもしれません。
長続きしない人には家計簿アプリがおすすめ
家計簿をつけても長続きしない人には、レシート読み込み機能やクレジットカードや電子マネーとの連携機能がある家計簿アプリがおすすめです。
普段の買い物や公共料金の支払いをクレジットカードで行っている人は、ぜひクレジットカードと連携できる家計簿アプリを選びましょう。ただし、必ずセキュリティー面のリスクはあるため、スマートフォンにロックをかけるなどの対策をおすすめします。
出典
株式会社アスマーク 家計簿アプリに関するアンケート調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー