バブルは現在よりも平均給与額が高かったけれど特殊な時代だった
国税庁が公表している2022年分の平均給与額は、458万円です。バブルの好景気に沸いていた1991年の平均給与額は471万1000円でした。現在と比較すると、約13万円の差があります。
バブル景気の頃は、日本国内が好景気に沸いた特殊な時代だったこともあり、高い給与をもらっている人が珍しくありませんでした。さらに、現在よりも物価や税率が高くなかったため、手取り額も多かった時代だったのです。
出典
国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査結果について
厚生労働省 令和2年版厚生労働白書 令和時代の社会保障と働き方を考える
厚生労働省 図表1-8-2 平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)
国民年金機構 国民年金保険料の変遷
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
3/3