更新日: 2024.10.10 その他家計
採用が決まり、来春から新卒になります! 一人暮らしの水道代平均を教えてください!
一人暮らしを始めたばかりだと、生活費としてそれぞれの費目をどれくらいの金額に収めれば妥当なのかが分からない人もいるのではないでしょうか。家計管理をするときは、費目ごとに大体の予算を把握しておくことが大切です。
そこで、34歳以下の単身勤労者世帯では平均的に1ヶ月あたりどれくらいの水道代を払っているのか、節水のポイントもあわせて紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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34歳以下の単身勤労者世帯の平均的な水道代
総務省統計局の家計調査をもとに、2023年1月~2023年9月までに、34歳以下の単身勤労者世帯が1ヶ月あたりどれくらいの水道代を支出したのか見てみましょう。2023年1~3月の3ヶ月間は平均が1193円でした。2023年4~6月の3ヶ月間は平均が1159円で、2023年7~9月の3ヶ月間は平均が1325円です。
2023年1月~2023年9月では、1ヶ月あたりの水道代の平均は約1225円でした。男性・女性ともに35~59歳の単身勤労者世帯と比べると、34歳以下の単身勤労世帯は水道代の支出が低いことが特徴的です。
なお、水道代は2ヶ月ごとに請求されます。平均的な金額と検針票を大まかに比較する場合は、先ほどの金額を2倍にした金額で見るとよいでしょう。
節水を心がけるポイント
東京都水道局公式サイトによれば、家庭での水の使われ方で最も多いのが風呂の43%、2番目がトイレの20%、3番目が洗濯の16%だそうです。風呂水の使い方を見直すと、節水につながります。
例えば、風呂の残り水の半分を洗濯や掃除、散水などに毎日使った場合は、1日あたり約90リットルの節水、1ヶ月あたり約650円の節約が可能です。また、シャワーは流しっぱなしの場合3分間で約36リットルの水が流れてしまいます。シャワーは使うときだけ流すようにし、こまめに止めるようにすることがポイントです。
一人暮らしは実家暮らしと異なり、風呂水を使い回せないため、相対的に風呂代のコスパは高くなってしまいます。そのため、こういった細かな工夫をすることが大切といえるでしょう。
平均的な単身勤労者世帯の水道料金と自分の家の検針票を見比べてみよう
34歳以下の単身勤労者世帯では、1ヶ月あたり約1225円の水道代を消費しています。水道代には地域差があるものの、自分の家の水道代金が平均よりも大幅に高額な場合は、水の使い方を見直したほうがよいでしょう。
家庭での水は多くが風呂に使われています。風呂に入るときにシャワーを流しっぱなしにしない、風呂水を再利用する、シャワーヘッドを節水型のものに交換することなどで、水道代の節約になります。
出典
総務省統計局 家計調査 単身世帯 2023年1~3月期 2 男女,年齢階級別
総務省統計局 家計調査 単身世帯 2023年4~6月期 2 男女,年齢階級別
総務省統計局 家計調査 単身世帯 2023年7~9月期 2 男女,年齢階級別
東京都水道局 くらしと水道 水の上手な使い方
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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