雨が降るといつもコンビニで「ビニール傘」を買ってしまいます…。年間どれくらいの費用がかかっていますか?
配信日: 2023.12.05 更新日: 2024.10.10
本記事では、折りたたみ傘を持たず、雨が降るたびにコンビニのビニール傘を購入した場合にかかる年間費用を紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ビニール傘の年間購入費用はいくら?
今回は、雨が降った日に必ずビニール傘を1本購入することを想定して費用を計算します。また、雨が降った日数は気象庁が定義する「雨日数(日降水量10mm以上の日数)」を使用します。雨日数は、東京都の1991年から2020年の「雨日数」の平均値を用いて、約45日を参考に算出しました。
コンビニで購入できるビニール傘の価格は、セブン-イレブンで販売されている「7PL風に強いビニール傘ワンタッチ 65cm」の価格約669円(税込)を用います。
約669円×約45日=約3万105円/年
雨が降った日に毎回ビニール傘を購入すると、年間で約3万105円の出費になることがわかりました。
天気が悪い日には折りたたみ傘を持とう
外出時に雨が降っていなくても、空が薄暗かったり雨の予報が出ていたりする場合は、折りたたみ傘をバッグに忍ばせておくと良いでしょう。雨が降るたびにコンビニでビニール傘を購入すると、1回の価格はそこまで高くないと感じていても、積み重なることで数万円の出費となってしまいます。
節約のためにも、ついつい購入してしまっている人は気を付けましょう。次項からは、折りたたみ傘の魅力を紹介します。
コンパクトでかさばらない
折りたたみ傘はもともとバッグに入れて持ち運ぶことを想定しているため、コンパクトなつくりをしています。近年では、さらにコンパクト化・軽量化が進み、折りたたみ時で20cm以下、100g以下といった製品も多く販売されています。負担なく持ち運べる折りたたみ傘の選択肢が増えているといえるでしょう。
日よけにも使える
折りたたみ傘の中には、雨を避けるため以外にも日よけの機能が付いている製品もあります。季節によっては、急に雨が降ってきたり日差しが強まったりと不安定な天気のときもあるでしょう。
晴雨兼用の折りたたみ傘を1本持っておけば、急な天気の変化にも対応できます。何本も持ち歩くのが面倒という方は、利便性を考えて晴雨兼用折りたたみ傘を1本持っておくと便利でしょう。
雨の日に便利なグッズ
ここからは、傘以外で雨の日に利用すると便利なグッズを紹介します。
レインブーツ
雨の日は、足元のぬれを防いでくれるレインブーツを1足持っていると便利です。雨が強い日や風がある日は、傘を差していても足元がびちょびちょになってしまうことがあります。
レインブーツには撥水(はっすい)加工がされているため、雨にぬれても靴下まで水が浸透することがありません。ショートやロングなどさまざまな形があるため、用途や履き心地で選ぶようにしましょう。
レインカバー
リュックを背負って出掛けた日、雨の中で傘を差していたにもかかわらず、リュックがびしょぬれになってしまった人も多いでしょう。ぬれたリュックに書類や電子機器を入れていると、雨が原因で故障の危険があります。そこで便利なのがレインカバーです。撥水(はっすい)加工がされたカバーでリュックを覆えば、傘からはみ出していてもリュックの浸水を防げます。
サンバイザー
雨の中、自転車に乗らなければならないときに便利なのがサンバイザーです。雨の中を自転車で走行すると、水滴が顔にあたり目を開けづらい上に、化粧が落ちるなどのリスクがあります。晴雨兼用のサンバイザーがあれば、雨が顔にあたるのを防いでくれます。つばが長く、透明なサンバイザーを選べば雨の日にも活躍してくれるでしょう。
雨のたびにビニール傘を購入すると費用がかさむ
今回は、雨の日にコンビニでビニール傘を購入する際にかかる費用を紹介しました。1回につき数百円の出費ですが、雨が降るたびに購入していると年間で数万円にも膨れ上がります。また、玄関周りの収納スペースの圧迫にもつながります。雨の日には折りたたみ傘やほかの便利グッズを利用し、費用と気持ちの負担を減らして過ごせるようにしましょう。
出典
国土交通省 気象庁 天気予報で用いる用語 降水
国土交通省 気象庁 東京(東京都) 平年値(年・月ごとの値) 詳細(気圧・降水量)
セブン-イレブン 7PL風に強いビニール傘ワンタッチ 65cm
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー