更新日: 2023.12.13 その他家計

ボーナスの使い道は「貯金・預金」が毎年トップ!?「2022年冬」「2023年夏・冬」の使いみちを確認

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

ボーナスの使い道は「貯金・預金」が毎年トップ!?「2022年冬」「2023年夏・冬」の使いみちを確認
いよいよ12月。ボーナスがすでに支給された、あるいは支給日が近づいて、何に使おうかとわくわくしている人もいるでしょう。三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社によると、民間企業の2023年冬のボーナスは前年比+2.2%で増加しているようです。みんなはボーナスをどのように使っているのか気になる人も多いでしょう。
 
本記事では、2022年冬と2023年夏・冬のボーナス支給時に、どのようにボーナスを使う意向なのかを紹介していきます。この冬のボーナスの使い道に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

2022年冬のボーナス。みんなのボーナスの使い道とは?

まず、2022年冬のボーナスの使い道について紹介します。株式会社ロイヤリティ マーケティングが20代~60代以上の「Pontaリサーチ」会員3000人を対象にアンケートをとった結果が次のとおりです。
 

1位 貯金・預金・・・37.3%
2位 旅行(宿泊を伴うもの)・・・7.0%
3位 食品(ふだん食べるもの)・・・5.6%
4位 外食・・・4.5%
5位 衣服・・・3.9%

 
ランキングの1位は貯金で、9年連続で1位となっています。最近の物価上昇が影響し、ボーナスの使い道が変化した人が全体で57.9%おり、その変化したボーナスの使い道としては「貯金額を増やしておきたい」という人が35.2%を占めています。
 
物価高で食品や日用品など多くのものが高くなっており、3位の食品においては過去最高値となっています。物価が高騰していることにより、貯金を確保しておきたいという考えの人が増えてきているのだと分かります。2位には旅行がランクインしており、1年間の自分へのご褒美として、また家族との思い出作りとして、ボーナスを使う人もいます。
 

2023年夏のボーナス。みんなのボーナスの使い道とは?

次に2023年夏のボーナスの使い道について紹介します。こちらも株式会社ロイヤリティ マーケティングが20代~60代以上の「Pontaリサーチ」会員3000人を対象にアンケートをとった結果を参考にします。ランキングの結果は次のとおりです。
 

1位 貯金・預金・・・34.0%
2位 旅行(宿泊を伴うもの)・・・8.0%
3位 食品(ふだん食べるもの)・・・5.4%
4位 外食・・・5.0%
5位 財形貯蓄・・・3.8%

 
1位は10年連続で貯金となりました。2022年冬の調査と変わっている部分はいくつかありますが、大きな変化は財形貯蓄が5位にランクインしていることです。財形貯蓄は給与からの引き落としのため半強制的に貯金をすることが可能になります。財形貯蓄を利用し、ライフイベントに備えて確実に資産形成を行う人が増えてきたということが分かります。
 
また、2位の旅行は2022年冬のボーナス時よりも1%増加しており、コロナの感染が落ち着き、行動制限がなくなったことをきっかけとして遠出の旅行をする人が増えてきたと思われます。
 

2023年冬のボーナス。みんなのボーナスの使い道とは?

そして2023年冬のボーナスの使い道について紹介します。こちらも株式会社ロイヤリティ マーケティングが20代~60代以上の「Pontaリサーチ」会員3000人を対象にアンケートをとった結果を参考にします。ランキングの結果は次のとおりです。
 

1位 貯金・預金・・・34.5%
2位 旅行(宿泊を伴うもの)・・・6.7%
3位 食品(ふだん食べるもの)・・・5.5%
4位 外食・・・5.1%
5位 財形貯蓄・・・3.4%

 
1位は10年連続で貯金となったが、割合を見ると過去最高だった2019年調査(40.5%)以降減少傾向で、今回調査では過去最も低くなっています。また、2023年夏の調査に続き財形貯蓄が5位にランクインしています。
 

ランキングを参考にしながら自分に合ったボーナスの使い道を考えよう

結果としては2022年冬、2023年夏・冬いずれも「1位 貯金」「2位 旅行(宿泊を伴うもの)」「3位 食品(ふだん食べるもの)」でした。1年間頑張った自分をほめつつ、本記事を参考に自分に合ったボーナスの使い道を探してみましょう。
 

出典

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 2023年冬のボーナス見通し

株式会社ロイヤリティ マーケティング 第55回 Ponta消費意識調査 2022年10月発表

株式会社ロイヤリティ マーケティング 第58回 Ponta消費意識調査 2023年6月発表

株式会社ロイヤリティ マーケティング 第59回 Ponta消費意識調査 2023年10月発表

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集