更新日: 2024.10.10 その他家計

フローリング用の「ドライシート」ってコスパ悪いですか? いつも掃除機を使うのでいらない気がするのですが、どんなメリットがあるのでしょうか?

フローリング用の「ドライシート」ってコスパ悪いですか? いつも掃除機を使うのでいらない気がするのですが、どんなメリットがあるのでしょうか?
部屋の掃除を週に何度するのかは人それぞれで異なり、その際にどういった方法で行うのかによって掃除にかかる費用も違ってきます。今回は例として、フローリング用ドライシート、掃除機それぞれを使った掃除を週3回した場合に費用はどの程度かかるのかを算出します。また、それぞれ、どのようなときに使用するのが向いているのかについても解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ドライシートのほうが節約できる

今回は6畳のフローリングの部屋を週3回掃除することを想定し、費用を算出してみました。使用するのはフローリング用ドライシート、掃除機と仮定します。
 

・ドライシート

フローリング用ドライシートはさまざまな種類がありますが、費用の節約を考慮し、今回は100均で購入できるものを使用すると設定します。1パック45枚入りのものを使用した場合、掃除1回当たり1枚使用した場合、1ヶ月(4週間と設定)で12枚必要です。
 
もし、1回の掃除でシートの片面だけを使用したのであれば1枚で表・裏と2回分使えるため、1ヶ月間で使用するシートはわずか6枚程度になります。ドライシートをフローリング掃除のみに使用した場合、数ヶ月間は新たにシートを購入する必要がありません。1ヶ月当たりの費用は約24円(12枚使用した場合)です。
 

・掃除機

一般的に、掃除機で1回当たり5~6分ほど掃除した際にかかる電気代は3円前後、週3回掃除すると、1ヶ月当たり36円程度かかります。こちらは強で掃除した場合の電気代となっているため、弱や中などで掃除する場合はさらに費用を抑えることは可能です。また、使用している掃除機によっては逆に電気代がかさむ場合もあるので注意しましょう。
 
例えば、スティッククリーナーはコードレスタイプが多いため、持ち運びが便利です。ただ、あらかじめ充電時間が3時間前後必要になるため、一般的な掃除機より電気代がかかる可能性があります。
 

可能であればドライシートと掃除機の併用が望ましい

フローリング用ドライシートと掃除機、それぞれどのようなときに使用すればよいのでしょうか。
 

・ドライシート

前提として、ドライシートは水などでぬらしてもウェットシートのようにはなりません。そのため、ウェットシートが必要なのであれば、そのものを購入する必要があります。
 
ドライシートは「ドライ」となっているようにホコリなど乾いたものを除去したいときに向いているものです。例えば、フローリングに落ちている髪やホコリなどが気になる場合にはドライシートを使用しましょう。
 

・掃除機

掃除機は、ドライシートでは掃除しきれないような大きめのゴミやホコリなどを除去したいときに使用します。掃除機は吸い取りのパワーが強いため、一気にゴミやホコリなどを取り除きたいときにもよいでしょう。可能であれば、ドライシートで床の細かなホコリなどを取り除き、その後で掃除機を使用するほうがよりきれいに掃除ができます。
 

費用面ではドライシートのほうが節約できる

フローリング用ドライシートと掃除機の場合では、1ヶ月当たりの費用はドライシートのほうが抑えられます。ただ、よりきれいにフローリング掃除をしたいのであれば、ドライシートと掃除機のどちらも使用するほうがおすすめです。使用する順番は、まずドライシート、その後で掃除機という流れにするとスムーズに掃除できます。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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