【あなたはどっち?】「多くの服をまとめて洗濯」VS「少ない服をこまめに洗濯」どっちがオトクか教えて!

配信日: 2024.01.19 更新日: 2024.10.10

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【あなたはどっち?】「多くの服をまとめて洗濯」VS「少ない服をこまめに洗濯」どっちがオトクか教えて!
洗濯にかかるコストは、日々必ず発生するものだけに、なるべく節約したいものです。この際、多くの服をまとめて洗濯した方がよいのか、それとも少ない服をこまめに洗濯した方がよいのか悩んだことはないでしょうか。
 
そこで、洗濯にかかる電気代・水道代から見た違いや、タイムパフォーマンスから見た違いについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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洗濯にかかる電気代・水道代はまとめ洗いがオトク

洗濯代の点から見ると、まとめて洗濯した方が、こまめに洗濯するよりもオトクです。資源エネルギー庁の省エネポータルサイトには、洗濯・脱水容量6kgの洗濯機を使って、容量の4割で洗濯した場合と、容量の8割で洗濯して洗濯回数を半分にした場合の電気代、水道代の節約額がシミュレーションされています。
 
これによると、容量8割まで入れて洗う回数を半分にすると年間5.88kWhの省エネとなり、電気代が約180円節約可能です。また、水道は年間16.75立方メートルの節水となり、水道代は約4360円浮かせられます。したがって、合計で年間「約180円+約4360円=約4540円」の節約が可能です。
 
さらに、衣類乾燥機を使っている場合には、より節約額が大きくなります。資源エネルギー庁の省エネポータルサイトによると、定格容量5kgの衣類乾燥機に4割の衣類を入れて毎日使用した場合より、8割の衣類を入れて2日に1回使った方が、電気代を年間1300円節約できるという結果が出ています。
 
このように見てみると、電気代・水道代から見た場合は、まとめ洗いの習慣を付けた方が経済的といえるでしょう。
 

タイムパフォーマンスから比べた場合はどっちがオトク?

まとめ洗いか、こまめに洗濯するか選ぶ際は、タイムパフォーマンスの面も検討してみるとよいでしょう。洗濯によって家事の負担が増えてしまうと、洗濯物をクリーニング店に出したり、食事を外食で済ませたりするなどして、経済的なロスにつながるケースもあるからです。
 
2023年8月に公表された国立社会保障・人口問題研究所の第7回全国家庭動向調査によれば、結婚している世帯において、妻が家事にかける時間は平日では4時間7分、休日では4時間36分でした。
 
このうち、洗濯にかける家事時間のデータはありませんが、仮に毎日洗濯しているとすれば、洗濯物を干したり畳んだりするのに数十分~1時間程度かかっていると考えられるでしょう。もしも洗濯回数を半分にすれば、時間の余裕を生み出し、違う活動に費やせます。
 
まとめ洗いにすると洗濯物のボリュームは増えますが、一度に干したり畳んだりできるため、トータル時間は少なくできるでしょう。このようにタイムパフォーマンスの点から見ると、多くの服をまとめて洗濯した方が、生活時間にゆとりが出やすい傾向があります。
 

洗濯はまとめ洗いが基本

洗濯はまとめ洗いの方が節約できます。電気代や水道代を減らしたい場合は、洗濯機の8割くらいまで衣類をためておけるだけの下着や服は買いそろえておいた方がよいでしょう。
 
また、洗濯頻度が多いのであれば、まとめ洗いで回数を減らすことで、家事時間を短縮して時間的な余裕を生み出せます。ライフスタイルに合った洗濯回数を探していくとよいでしょう。
 

出典

資源エネルギー庁 省エネポータルサイト
国立社会保障・人口問題研究所 第7回全国家庭動向調査結果の概要
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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