「冷凍食品を週3回使用」は夫から多いと愚痴を言われます……。みんなはどのくらい使っているのでしょうか?
配信日: 2024.01.30 更新日: 2024.10.10
その一方で、「手作りに比べると割高なのでは?」「手抜きをしているように感じる」といった悩みを抱えている人もいるでしょう。そこで本記事では、冷凍食品を使う頻度の平均や冷凍食品を賢く使うアイデアなどを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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冷凍食品の使用頻度は増加傾向にある
一般社団法人日本冷凍食品協会が令和5年2月に実施した、「“冷凍食品の利用状況”実態調査」(対象:25歳以上の男女1250人)によると、冷凍食品を利用する頻度について、女性は週2~3回程度が31.2%と最も多く、男性は週に1回程度が31.0%で最多という結果になりました。
また、男性も29.0%が週に2〜3回利用していると回答しています。この調査を踏まえると、男女とも週2〜3回は冷凍食品を利用している人が多いといえるでしょう。
また、お弁当を作っている人はお弁当を作っていない人に比べると、冷凍食品の使用頻度が高い傾向にあります。
冷凍食品を使った食費節約の方法
冷凍食品は便利だけれど、自分で一から調理するのと比べて割高だというイメージを持っている人もいるでしょう。冷凍食品のなかには割高に感じられるものもありますが、うまく利用すれば食費の節約につながります。
本項では、冷凍食品を使って食費を節約するポイントなどを紹介します。冷凍食品をもっと上手に活用したい人も参考にしてください。
冷凍のカット野菜を利用する
冷凍食品には、レンジで温めればすぐに食べられる調理済みの食品や、冷凍のカット野菜があります。食費節約を目的に冷凍食品を利用するなら、カット野菜を活用しましょう。
カット野菜はすでにカットしてあるので、調理の手間を省けるうえに仕事終わりでも自炊しやすいのがメリットです。また、カット野菜は味の変化もつけやすいので、同じ食品でも飽きにくいでしょう。
高値の野菜を冷凍食品に切り替える
食材の値段は常に変動しており、特に野菜は気候の影響を受けやすい傾向にあります。気象条件によっては、「食べたい野菜が高くて買えない」といったときもあるでしょう。そのようなときにも、冷凍食品は便利です。冷凍食品は、生鮮食品に比べると値段が安定しています。高値の野菜を冷凍食品に切り替えるだけで、食費の節約ができるでしょう。
安売りの際にまとめ買いをする
冷凍食品は長期保存できるので、単身者や少人数家族でもまとめ買いができます。スーパーによっては、定期的に冷凍食品を安売りしています。食材は大量に買うほど、グラム当たり、一個当たりの値段は安くなります。冷凍食品ならば、賞味期限も長く大量に買っても生鮮食品と比べると長持ちします。
また、まとめ買いをすれば食費をおさえられるのはもちろんのこと、買い物の手間も省けます。近年では、個人でも大量買いしやすい業務用スーパーなども増えたので、利用してみましょう。
ただし、大量に食材を購入しても、単身や少人数家族の場合は使い切れない恐れもあります。農林水産省によると、冷凍食品を家庭用冷蔵庫で保存した場合の品質が保たれる期間は2~3ヶ月、冷蔵庫の開閉が多い場合は1~2ヶ月とされています。冷凍食品だからといって安心せず、家族構成や食べる頻度などから適正な量を購入するようにしましょう。
冷凍食品を賢く使いながら食費を節約しよう
冷凍食品は、今や活用しがいがある食品です。お弁当はもちろんのこと、日々の献立にも存分に活用できます。
野菜など素材そのままを冷凍した食品ならば、味の変化がつけやすく、値段も1年を通して安定しています。自分で下ごしらえする手間もかからず、味も安定して長持ちします。単身者や少人数家族も、冷凍のカット野菜ならば無駄も出ず、使い切れるでしょう。
特に共働きや子育てなどで忙しい人、一人暮らしで調理の手間を考える人は、冷凍食品を上手に活用して、食生活とともに自分時間も充実させましょう。
出典
一般社団法人日本冷凍食品協会 “冷凍食品の利用状況”実態調査
農林水産省 家庭用冷凍庫で保存しておいた冷凍食品の保持期限はどのくらいですか。また、冷凍食品を開封して食べるときに確認することはありますか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー