【ズボラでも結果オーライ?】トイレとお風呂の換気扇は、「24時間」つけっぱなし! 「年間の電気代」はいくらになりますか?

配信日: 2024.02.10 更新日: 2024.10.10

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【ズボラでも結果オーライ?】トイレとお風呂の換気扇は、「24時間」つけっぱなし! 「年間の電気代」はいくらになりますか?
トイレやお風呂の換気扇は、臭いや湿気対策で基本的には消さずに24時間つけっぱなしにする家庭も多いでしょう。トイレやお風呂の換気扇をつけっぱなしにする場合、どうしても気になるのが電気代です。
 
そこで今回は、自宅のトイレとお風呂の換気扇を24時間つけっぱなしにする場合の年間にかかる電気代を、詳しく解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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トイレ用換気扇にかかる電気代

メーカーや機種にもよりますが、トイレ用換気扇の消費電力は3W前後のものが主流となっています。大手メーカーの消費電力3.1Wで仮定すると、24時間つけっぱなしにした際の電気代は、0.0031kW×24時間×31円/kWh=約2.3円となります。よって、1年間にかかる電気代は2.3円×365日=約839.5円です。
 
※電気料金の単価は、公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会の公式サイトを参考に31円/kWh(税込み)を採用しました。
 
トイレ用換気扇を24時間つけっぱなしにしても、年間の電気代はわずか800円前後であることが分かりました。ただし、今回紹介した換気扇は最新機種であるため、古い換気扇やサイズの大きい換気扇を使用している場合はもう少し電気代がかかる可能性があります。
 

浴室用換気扇にかかる電気代

浴室用換気扇にかかる電気代もトイレ用換気扇とさほど変わりません。大手メーカーの消費電力6Wの換気扇を使った場合、24時間つけっぱなしにした際の電気代は、0.006kW×24時間×31円/kWh=約4.46円となります。
 
よって、1年間にかかる電気代は4.46円×365日=約1629.37円です。トイレ用換気扇と比較すると電気代は高いものの、想像よりは安いと感じた人が多いのではないでしょうか。
 

トイレやお風呂の換気扇をこまめに切るメリット・デメリット

トイレやお風呂の換気扇をこまめに切るメリットは、電気代を節約できることです。トイレやお風呂の換気扇を24時間つけっぱなしにすると、1個につき年間に数百円~2000円程度の電気代がかかります。換気扇をこまめに切ると、その分の電気代を節約できます。特に夜間や外出時は節約効果が大きいでしょう。
 
トイレやお風呂の換気扇をこまめに切るデメリットは、匂いが充満してしまうことです。必要に応じて換気扇をつければよいと感じるかもしれませんが、こもった匂いはなかなか取れません。
 
また、お風呂の換気扇を止めると、結露やカビが発生しやすくなります。浴室に結露やカビが発生すると、掃除の手間がかかったり健康に害が出たりする可能性があります。また、設備の寿命が短くなるリスクもあるため、浴室の換気扇を24時間つけっぱなしにするのもよいでしょう。
 

トイレやお風呂の換気扇にかかる電気代はわずか

トイレやお風呂の換気扇にかかる電気代は、最新機種で年間それぞれ数百円~2000円程度です。ただし、古い機種やサイズが大きい場合、もう少し電気代が高くなる可能性はあります。
 
トイレやお風呂にかかる電気代を安いと取るか高いと取るかは人それぞれです。ですが、快適に暮らせることを考えると、年間数百円~2000円程度の出費は決して無駄ではないでしょう。
 

出典

公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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