更新日: 2024.03.06 貯金

35歳で一人暮らし。毎月「3万円」ずつ貯金していますが「老後資金」としては少ないでしょうか?

35歳で一人暮らし。毎月「3万円」ずつ貯金していますが「老後資金」としては少ないでしょうか?
年金不足や物価高騰の影響を受けて、毎月決まった額を貯蓄している方もいらっしゃるでしょう。一方で、いくら貯蓄すればよいかを、把握していない方もいるかもしれません。
 
将来に必要なお金は人によって異なるため、一概にいくらためれば安心というわけではありません。自分のライフスタイルに合った貯蓄額を目指すことが大切です。
 
今回は、一人暮らしの方における平均的な1ヶ月の貯蓄額と、貯蓄額を増やす方法をご紹介しますので、ひとつの目安として参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

一人暮らしの方は毎月いくら貯蓄しているのか?

まずは一人暮らしの方が、毎月どれくらい貯蓄しているのかを見てみましょう。
 
株式会社AlbaLinkの「一人暮らしの平均的な貯金額に関する意識調査」によると、一人暮らしの方がひと月にためている金額は、平均2万7812円とのことです。
 
詳しい金額の内訳を見てみると、最も多かった貯蓄額は1万〜2万円で22.2%、次いで5000〜1万円の19.0%、2万〜3万円の16.8%と続きます。0円の方は9.5%、10万円超ためている方は2.0%という結果となりました。
 
同アンケート調査によると、3万円を超える貯金をしている方の割合は、全体の22.4%しか存在しない計算です。35歳から月に3万円貯蓄した場合は、1年間で36万円、定年を迎える60~65歳では、900万~1080万円にもなります。
 

65歳以降の生活にかかる支出

毎月3万円をためて、老後の生活用に900万~1080万円の資金が準備できた場合に、年金と貯蓄だけで生活をできるのかを計算してみましょう。
 
総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2022年(令和4年)」によると、65歳以上の単身無職世帯における平均支出額(月額)は、15万5495円とのことです。1年間で、186万5940円が必要です。ただし、上記の数字はあくまでも平均値ですので、ライフスタイルによって支出には差が生じます。
 
同調査にて、毎月支給される社会保険給付額(年金を含む)は、単身無職世帯で平均12万1496円とのことから、不足分は3万3999円となります。この不足分を、貯蓄でまかなわなければなりません。
 
不足分は年間で40万7988円となり、65歳から貯蓄を切り崩した場合、約26年(91歳まで)生活できる計算となります。しかし、医療費や介護費などの思わぬ出費が増えた場合は、想定していたよりも早く貯蓄が尽きてしまうでしょう。
 

無理なく貯蓄額を増やす方法

3万円を毎月貯蓄していれば、老後は年金をもらいながら、やりくりできることが分かりました。
 
しかし、大きな出費が発生した場合に、足りなくなる可能性も考えられます。貯蓄はなるべく多いに越したことはありません。無理なく貯蓄額を増やすには、以下の方法を試してみましょう。
 

・毎月の支出を減らす
・現在の職場で昇給を目指す
・副業をして収入源を増やす

 
貯蓄額を増やすには、支出を減らすか、収入を上げるしかありません。家計を見直して支出を減らすことはもちろん、今の収入を増やすか、副業などでほかにも収入源を確保することが有効です。
 

毎月3万円貯蓄すれば、ある程度は老後の生活も安心

35歳から毎月3万円をためた場合、60~65歳を迎えたときには、およそ900万~1080万円の資金が準備できます。健康に暮らせれば、90歳ごろまでは年金と貯蓄で生活できるでしょう。
 
しかし、出費が増えたときのために余裕ある資金を準備しておくならば、もう少し貯蓄額を増やしたいところです。支出を減らすか、今回ご紹介した方法を試して、収入をアップしましょう。
 

出典

株式会社AlbaLink 訳あり物件買取プロ 【一人暮らしの平均的な貯金額に関する意識調査】男女506人アンケート調査 1.一人暮らしの月の平均貯金額は27,812円
総務省統計局 家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)家計の概要 図2 65歳以上の単身無職世帯(高齢単身無職世帯)の家計収支-2022年-(18ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
townlife-banner
ライターさん募集