更新日: 2024.03.06 その他家計

洗い物が面倒なので、いつも紙皿・紙コップ・割り箸を使っています。普通の食器を使ったら、どれだけの節約になるでしょうか?

洗い物が面倒なので、いつも紙皿・紙コップ・割り箸を使っています。普通の食器を使ったら、どれだけの節約になるでしょうか?
「洗い物が面倒で紙コップ、紙皿、割り箸を使っているけれど割高なの?」
「普通の食器と箸を使うほうが経済的?」
などの疑問を抱いていませんか。
 
結論から述べると、長期間使い続けるのであれば、普通のカトラリーのほうが経済的です。ここでは、使い捨てと普通のカトラリーのコストを比較します。
FINANCIAL FIELD編集部

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使い捨てと普通のカトラリーのコストを比較

使い捨てと普通のカトラリーは、どちらが経済的なのでしょうか。まずは、両者のコストを確かめます。
 
・使い捨てカトラリーのコスト
使い捨てカトラリーは、100円均一ショップのほかスーパーマーケット、ホームセンターなどで購入できます。大手量販店で購入する場合、紙コップの価格は100個で350円程度、紙皿の価格は50枚で300円程度、割り箸の価格は100膳で250円程度が多くなっています。したがって、紙コップの単価は約3.5円、紙皿の単価は約6円、割り箸の単価は約2.5円になります。
 
・普通のカトラリーのコスト
普通のカトラリーも、さまざまな店舗で購入できます。価格の幅は広いですが、ここでは安さを重視します。大手量販店で購入すると、マグカップは1個300円程度、丸皿は1枚400円程度、箸は1膳300円程度で購入できるでしょう。以上を普通のカトラリーのコストとします。
 

食器を洗うと水道代と食器用洗剤代がかかる

使い捨てカトラリーの魅力は、洗い物が発生しないことです。家事時間を短縮できるうえ、水道代、食器用洗剤代もかかりません。反対に、普通のカトラリーは洗い物が発生します。
 
東京都水道局によると、食器洗いで使用する水の量は1分あたり約12リットルです。ここでは、食器洗いにかかる時間を2分と仮定します。したがって、1回の食器洗いで使用する水の量は約24リットルです。
 
大阪市によると、1ヶ月あたりの水道使用量が20立方メートルの場合、大都市部の平均水道料金は2952円です。1立方メートルあたりの水道料金に換算すると約148円(2952円÷20立方メートル)になります。1立方メートルは1000リットルであるため、1リットルあたりの水道料金は約0.15円です。食器洗いにかかる水道代は1回あたり約3.6円(24リットル×0.15円)と考えられます。
 
食器を洗うには、食器用洗剤も使用します。240ml入りであれば150円程度で購入できます。1回の使用量を2mlと仮定すると、1回あたりの食器用洗剤代は約1.25円(150円÷120回)です。以上をもとに計算すると、食器洗いにかかるコストは1回あたり約4.85円(3.6円+1.25円)になります。
 

長く使うのであれば普通のカトラリーが経済的

ここまでの内容をまとめると、次のようになります。
 

紙コップ:約3.5円/個
紙皿:約6円/枚
割り箸:約2.5円/膳
 
マグカップ:約300円/個
丸皿:約400円/枚
箸:約300円/膳
食器洗い:約4.85円/回

 
使い捨てカトラリーを使うと、1回の食事で約12円かかります。普通のカトラリーのコストは合計で約1000円です。ただし、毎回4.85円の食器洗い代がかかります。以上をもとに計算すると、140回以上(12円-4.85円=7.15円/1000円÷7.15円=139.86……)食事をすると、普通のカトラリーのほうが割安になります。
 
1日3回、食事をしたと仮定すると、140回は1ヶ月半程度の食事回数です。普通のカトラリーは、落として割れるなどがなければこの期間より長く使用できます。以上のことから、節約には普通のカトラリーが向いていると考えられます。
 

使い捨てカトラリーのメリットも考慮

使い捨てよりも普通のカトラリーのほうが割安になる可能性が高いでしょう。ただし、使い捨てカトラリーには、洗い物をしなくてよい、家事の時間を短縮できるなどのメリットがあります。
 
経済面よりもこれらの点に魅力を感じる場合は、使い捨てカトラリーのほうが適していると考えられます。ラフスタイルなどを考慮したうえで、使用するカトラリーを選んでみてはいかがでしょうか。
 

出典

東京都水道局 もっと知りたい「水道」のこと
大阪市 大阪市の水道料金水準について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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