更新日: 2024.03.13 家計の見直し

節約にはまっている彼氏が、こまめに家のブレーカーを落とします。これって節約になっているのでしょうか?

節約にはまっている彼氏が、こまめに家のブレーカーを落とします。これって節約になっているのでしょうか?
節約をして成果が出ると、より頑張ろうと張り切るものです。なかには電気代を削減するため、家のブレーカーを落とそうと考える人もいるかもしれません。実際のところ、家のブレーカーを落とすと節約になるのでしょうか。
 
そこで、この記事では家のブレーカーを落とすと節約になるのか、また節約目的でブレーカーを落とす場合の注意点、ブレーカーを落とす以外の節電方法などについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ブレーカーを落とすと電気代の節約になるの?

旅行や仕事などで長期間自宅を空ける際に、ブレーカーを落とすと節約になるのでしょうか。結論からいうと、ブレーカーを落とすことで待機電力を減らし、電気代の節約につなげられます。待機電力とは、家電製品の機能を使用していなくても、コンセントに接続されているだけで消費される電力のことです。
 
例えば、エアコンやテレビなどの家電もコンセントに接続されているだけで、電力を消費しています。ブレーカーとは家の電気を管理する配電盤です。電源を落とすことで家電への電力供給をシャットアウトでき、無駄な待機電力をなくせます。
 
資源エネルギー庁によると、一世帯あたりの年間消費電力量は4432kWhとされており、そのうちの待機電力は228kWhだそうです。1kWhあたり31円の電気代がかかると仮定すると、年間で7000円程度が待機電力にかかっていることになるため、計算上では待機電力をなくすことで節約になるでしょう。
 

ブレーカーを落として電気代を節約する際の注意点

ブレーカーを落とすことは結果的に電力の節約になりますが、注意点もあります。そこで、ここではブレーカーを落とす場合の注意点を紹介します。
 

家電の電源を入れたときに電気代がかさみやすい

ブレーカーの電源のオン・オフをひんぱんに繰り返すと、かえって家電起動時に余計な電力を使う原因になります。たとえば、テレビなどは電源を入れた際に多くの電力を消費する家電です。
 
ブレーカーを落としてテレビの電源を切るとデータの更新が行われなくなり、電源を入れたときに更新が始まります。その際に多くの電気代がかかる場合があるため、注意しましょう。
 

冷蔵庫内の食品が腐るリスクがある

冷蔵庫は食品を保存するための、生活に欠かせない家電です。ブレーカーの電源を落とすと冷蔵庫内の温度が上昇し、保存している食品が傷んだり腐ったりするリスクが高まります。その結果、食べ物を無駄にしてしまう可能性があるのです。また、その傷んだ食品を口にした場合、健康上のリスクを引き起こす可能性もあります。
 

自宅のセキュリティーが弱くなる場合がある

ホームセキュリティーやガス警報器などが電気で動作している場合、ブレーカーを落とすと機能が停止してしまいます。すると、自宅内のセキュリティーが弱まる原因となります。不在中の火事や不審者の侵入など、安全面に影響がおよぶ可能性があることを念頭に置きましょう。
 

ブレーカーを落とすこと以外の節電方法

ブレーカーを落とすことは節電になりますが、食品や安全面などに影響が出る可能性も考慮しなければなりません。そこで、ここではブレーカーを落とすこと以外の節電・節約方法をいくつか紹介します。
 

使わない家電の電源プラグを抜く

ブレーカーを落とさずとも、使わない家電の電源プラグを抜いて待機電力をカットする方法もあります。多くの場合、自宅にある家電はテレビや冷蔵庫などの日常的に使用しているものと、季節家電など普段使用していないものにわけられます。
 
普段使っていない家電製品の電源プラグをコンセントから抜いておくことで、不要な待機電力を削減できるでしょう。
 

電源タップを使う

電源プラグを抜く作業が面倒という場合は、電源タップを使うことがおすすめです。電源タップがあれば簡単に家電の電源をオフにでき、無駄な待機電力を減らせます。
 

ブレーカーを落とすとさまざまな影響が!デメリットも考慮して節電しよう

ブレーカーを落とすと無駄な待機電力を削減でき、電気代の節約になります。ただし、かえって家電起動時に多くの電力を消費したり、食品の保存が難しくなったりする可能性があります。
 
また、自宅内のセキュリティーが弱まる場合もあるため、注意が必要です。節約のつもりが「思わぬ被害が出てしまった」と後悔しないよう、デメリットを把握したうえで有効な節電方法を考えましょう。
 

出典

資源エネルギー庁 平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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