仕事中にデスクで「おにぎり」ってダメですか? 事務職ですが、昼食を食べてもお腹が空いてしまいます…「塩むすび」など、ニオイのないものなら大丈夫でしょうか?

配信日: 2024.04.20 更新日: 2024.10.10

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仕事中にデスクで「おにぎり」ってダメですか? 事務職ですが、昼食を食べてもお腹が空いてしまいます…「塩むすび」など、ニオイのないものなら大丈夫でしょうか?
昼食を食べたのに、どうしてもお腹が空いてしまう……といった経験は、誰しもが一度はあるのではないでしょうか。空腹が続くと集中力がなくなり作業効率が落ちてしまいますよね。おにぎりなどの軽食を食べたいけど、デスクで食べていいのか? 同僚に変に思われないか? と不安に思いなかなか食べられないでいる人も多いかもしれません。
 
本記事では、デスクでおにぎりを食べることは迷惑なのか、給与への影響や周りへの配慮ポイントなどを解説します。

デスクでおにぎりを食べるのはNG?

多くの会社では、就業規則に特に定めがない限り、デスクで軽食を取ることは禁止されていないでしょう。おにぎりは片手でも食べられる手軽さや、エネルギーを補給できる点から、空腹対策に適した食品といえるでしょう。
 
ただし、デスクで食事をする際は、周りの同僚への配慮が必要です。チョコレートや飴に比べ、おにぎりは匂いが気になる人もいるため、以下のようなポイントに気をつける必要があります。

●匂いが少ないおにぎりにする
●できるだけ手短に食べる
●周囲の人が気にならないよう食べ方などに配慮する
●書類などを汚さないよう気を付ける

長時間の空腹は集中力の低下につながりますので、適度な間食は生産性の向上にもつながるでしょう。
 

がっつり食べていると仕事をしていないとして給与が支払われない?

おにぎりをさっと食べてすぐ仕事に戻るのであれば問題ありませんが、長時間にわたってデスクで本格的に食事をしているとなれば話は別です。
 
特に会社の就業規則でデスクでの飲食を禁止している場合は、場合によっては、減給などの懲戒処分の対象となることもあります。
 
ただし、会社は簡単に減給処分を下せるわけではありません。禁止されているデスクでの飲食を何度も注意された、完全に業務を放棄していて私的な時間である、などの事由が客観的に明らかでない場合は、懲戒処分を下される可能性は低いといえそうです。
 
単に短時間の間食をしただけでは、減給の理由とはなり得ないと考えられますが、デスクでの食事が就業規則で禁止されていないかについては確認しておきましょう。
 

空腹を防ぐ方法

仕事中にお腹が空いた場合は、無理に我慢せずに何か口に入れたほうがよいでしょう。チョコレートやガムを活用するのがおすすめです。
 
1口で食べられるチョコレートは血糖値を上昇させ、注意力や集中力の向上が期待できます。さらに副交感神経の活動がアップしリラックス効果もあると言われています。
 
ガムをかむと、脳が食事をしていると錯覚するため、満腹感を感じられるかもしれません。さらに、水分をこまめにとるのも有効です。喉の渇きを空腹と勘違いしがちですが、水分を取ることで満腹感を得やすくなります。
 
おにぎりだと少し周りの目が気になるかもしれませんが、1口サイズのお菓子やガムなどは周りの目も気になりません。迷惑にならない範囲で、小まめな間食を心がけましょう。集中力の維持や、生産性の向上につながるはずです。
 

まとめ

デスクでおにぎりを食べる場合は、就業規則で禁止されていないかを確認の上、周りに迷惑をかけない範囲で早めに済ませましょう。小腹が空いた時に備えて1口で食べられるお菓子を常備しておくと、業務への生産性向上につながるでしょう。会社のルールに従いながら、上手に空腹対策をしましょう。
 
執筆者:渡邉志帆
FP2級

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