夫がトイレットペーパーは「ダブル」派なのですが、「シングル」にしたいです…年間で「1万円」は節約できますよね?

配信日: 2024.04.26 更新日: 2024.10.10

この記事は約 3 分で読めます。
夫がトイレットペーパーは「ダブル」派なのですが、「シングル」にしたいです…年間で「1万円」は節約できますよね?
トイレットペーパーにはシングルとダブルがあり、どちらを選ぶかは使い勝手や好みによって異なります。
 
しかし、シングルとダブルは長さが変わるため、コストパフォーマンスはどちらの方がいいのか気になる方もいるかもしれません。
 
そこで今回は、1年間のトイレットペーパーの使用量をご紹介しながら、シングルとダブルで金額に差があるのかを検証します。消耗品にかかるお金を少しでも節約したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

トイレットペーパーの1回使用量

まずは、1回当たりのトイレットペーパーの使用量を見てみましょう。一般社団法人日本トイレ協会の「トイレットペーパーの使用量に対する調査」によると、1回のトイレで使用するトイレットペーパーの長さは以下の結果とのことです。
 

男性
・大便:3.15メートル
・小便:なし
 
女性
・大便:3.52メートル
・小便:1.45メートル

 
大便のときは、男女ともに3メートル台、小便時は女性のみ使用で約1.5メートルでした。では、1ヶ月(30日と仮定)の使用量も計算してみましょう。1日のトイレの回数を、大便は1回、小便は7回と仮定します。
 

・男性:約94.5メートル
・女性:約410.1メートル

 
男性で約95メートル、女性では約400メートルのトイレットペーパーを1ヶ月に使用していると分かりました。ただし上記は、あくまで検証結果を基にした数字です。使用状況や人によっても使用量には差が見られるでしょう。
 

ダブルとシングルの金額を計算し比較してみた

次に、前述した1ヶ月のトイレットペーパー使用量を基に、シングルとダブルにおけるそれぞれの年間費用を調べてみました。まず、1年間の使用量は以下の通りです。
 

・男性:約1134メートル
・女性:約4921メートル

 
今回は男性2人・女性2人の4人家族を例とし、以下の条件を基にトイレットペーパーにかかる費用を算出します。
 

【条件】

・シングル8ロール入り:長さ82.5メートル/ロール
・ダブル8ロール入り:長さ45メートル/ロール
・価格はどちらも600円とする
・トイレ1回当たりの使用量はシングルもダブルも同じ

 
年間の金額は、表1の通りです。
 
表1

1年間使用メートル シングル年間使用ロール数 ダブル年間使用ロール数
男性2人 約2268メートル 約27ロール 約50ロール
女性2人 約9842メートル 約119ロール 約219ロール
合計 約1万2110メートル 約146ロール 約269ロール
金額 1ロール: 75円 約1万950円 約2万175円

※上記の条件を基に筆者作成
 
上記から、シングルを1年間使用した場合は約1万950円、ダブルでは約2万175円となり、その差は9000円ほどです。
 
ただし、ダブルはトイレットペーパーが2枚重ねになっているため、1回に使用する長さが短くて済むかもしれません。その場合には、ダブルにかかる費用をもう少しおさえられるでしょう。
 

男性2人、女性2人の家族なら、年間約9000円の節約になる

今回の結果から、1回あたりのトイレットペーパーの使用量が同じ場合、シングルのほうがダブルよりも年間9000円ほど(男性2人女性2人の4人家族の場合)節約ができることが分かりました。
 
ただし家族構成や1回あたりの使用量、トイレットペーパーの価格などによっても節約できる費用には違いが出ます。また、シングルとダブルで使用感や使い勝手が異なりますので、好みで選ぶのもいいでしょう。
 

出典

一般社団法人 日本トイレ協会 トイレットペーパー、緊急時に備えて必要な分を必要な分だけ、計画的に備蓄しましょう
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集