4人家族、できるだけ手作りにして食費を月5万円台に抑えていますが、料理に疲れてしまいました。どうしたら食費の節約を続けられるでしょうか?

配信日: 2024.05.13 更新日: 2024.10.10

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4人家族、できるだけ手作りにして食費を月5万円台に抑えていますが、料理に疲れてしまいました。どうしたら食費の節約を続けられるでしょうか?
4人家族で手作り料理をして食費を抑えているものの、料理に疲れを感じてしまった経験はありませんか? 食費の節約は大切ですが、そのために毎日の料理に時間とエネルギーを費やすことは負担に感じられることもあります。
 
そこで本記事では、食費を節約しつつ、おいしく楽しい食卓を提供するためのヒントをご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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家計調査によると、2人以上世帯の平均食費は約8万円

家計調査によると、2人以上世帯の平均食費は約8万円です。4人家族で食費を月5万円台に抑えるのは、驚異的といえるでしょう。
 

料理する人の8割が「自炊疲れ」を感じている

(株)クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区)が行った「料理に関する調査(2024年)」(調査期間:2024年2月、調査対象:20~69歳の男女1100人)では、女性で料理する人の8割が「自炊疲れ」を感じていると回答しています。料理は本来家族との団らんや楽しみであるはずなので、疲れてしまっては本末転倒です。
 

4人家族料理準備にかかる時間

「つくりおき.jp 」を運営する(株)Antway(東京都千代田区)が行った、「『料理』についての調査」(調査期間:2024年1月、調査対象:全国20~69歳の男女400名)によると、ほぼ毎日料理をしている女性は54%で、食事の支度にかかる時間は1年で32日以上とのことです。1日あたりは2時間程度となり、その内訳は料理51分、買い物38分、後片付け24分、献立を考える14分となっています。
 
ただし、この調査は世帯人数や既婚・独身が問われていないので、あくまでも参考程度としてください。4人家族の料理準備時間は、家族構成やライフスタイル、料理の品数や内容によって大きく異なります。
 

料理準備時間を短縮するためのポイント

料理準備時間を短縮するためには、以下のポイントが役立ちます。

・献立を事前に決めておく
 
・必要な材料をリストアップしておく
 
・下ごしらえをしておく・洗い物をためない
 
・キッチンを片付けながら料理する

これらのポイントを実践すれば、料理の準備時間を短縮して負担を軽減できます。
 

献立を事前に決めておく

週初めや月初めに献立を考えておけば、買い物がスムーズに進みます。買い忘れや無駄買いを防ぎつつ、効率的な買い物が可能になります。
 
また献立が決まっていれば、調理の流れをスムーズに組み立てられます。迷う時間が減り、調理時間も短縮できます。
 

必要な材料をリストアップしておく

献立が決まったら、その日の料理に必要な材料をリストアップしておきましょう。決めた献立に必要な材料を一つずつ洗い出します。例えば、野菜や肉、魚、調味料などをリストアップします。
 
洗い出した材料を元に、買い物リストを作成します。紙に手書きで書いてもよいですし、スマートフォンのメモアプリなどを利用してもよいでしょう。リストにしておけば、買い忘れや無駄な買い物を防げます。
 

下ごしらえをしておく

忙しい日でも料理の下ごしらえを事前に済ませておくと、調理時間を短縮できます。可能な限り多くの下ごしらえを事前に済ませておきます。例えば、野菜を洗ったり切ったりしておくと便利です。
 
下ごしらえが終わったら、食材を適切に保存します。
 

洗い物をためない

料理中に使った調理器具や食器を使い終わったら、すぐに洗ってしまいましょう。洗い物をためないことで、後片付けが楽になります。
 

キッチンを片付けながら料理する

料理中に使った食材や調理器具を使い終わったら、片付けながら料理するよう心掛けましょう。調理が終わった後に一気に片付けるよりも、徐々に片付ける方が効率的です。
 

食費を節約しつつ、おいしく楽しい食卓を提供するためのヒント

食費を節約しつつ、おいしく楽しい食卓を提供するためのヒントは、以下の通りです。

・食費を決めて計画的に購入する
 
・食材の無駄を減らす
 
・外食を上手に活用する
 
・保存テクニックを活用する
 
・冷凍食品や調理済み食材の活用

これらのアイデアを取り入れながら、家族みんなが満足する食卓を楽しんでください。
 

食費を決めて計画的に購入する

1ヶ月の食費をあらかじめ設定し、週ごとに予算内で過ごすように心掛けましょう。無理のない範囲で設定し、徐々に減らすことも考慮してください。
 

食材の無駄を減らす

スーパーに行く前に献立を考え、必要なものだけを購入しましょう。また、割引シールの時間帯を狙って買い物すれば、節約効果を高められます。
 

外食を上手に活用する

外食を完全にやめず、月に一度の特別な楽しみとして設定しましょう。外食はご褒美として味わうことで、節約を続けやすくなります。
 

保存テクニックを活用する

大量のストックを持たないように心掛けましょう。過剰な在庫は無駄遣いにつながります。在庫が切れたら代用品を考えてから買い足すことで、無駄な買い物を防げます。
 

冷凍食品や調理済み食材の活用

冷凍食品や調理済み食材を上手に活用することで、手軽に料理を準備できます。
 

無理なく続けられる食費節約術を身につけよう

4人家族で手作り料理をして食費を月5万円台に抑えているのは素晴らしいことですが、料理の疲れを感じることもあるでしょう。そのため、無理がない節約術を身につけることをおすすめします。家族でおいしく楽しい食事ができるよう、自分に合った節約術を探しましょう。
 

出典

総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要
株式会社クロス・マーケティング 料理に関する調査(2024年)
株式会社Antway つくりおき.jp 「料理」についての調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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