更新日: 2024.05.14 その他家計

都内で一人暮らしをするなら家賃はどのくらいかかる?

都内で一人暮らしをするなら家賃はどのくらいかかる?
都内の一人暮らしに憧れる方は、少なくないのではないでしょうか。高校や大学の進学で上京するときや、仕事の都合により都内に住む予定があるときに一番気掛かりになることといえば、家賃のことが多いでしょう。都内の家賃はとても高いイメージがありますが、実際のところいくらくらいかかるのでしょうか。
 
本記事では、都内の平均家賃や東京23区の家賃相場のほかに、一人暮らしでかかる住居費や水道・光熱費の全国平均について紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

都内ワンルームの平均家賃

2024年3月に全国賃貸管理ビジネス協会が調査した「全国平均家賃」によれば、1部屋の全国平均家賃は5万100円となっています。それに対して、東京都の1部屋の平均家賃は7万490円で、全国平均より1.5倍も高い結果です。他の大都市圏と比べてみても東京都は非常に高い家賃となっています。
 
図表1

1部屋 2部屋 3部屋 総平均賃料 水準
(東京100%)
東京都 7万490円 9万88円 9万9287円 7万3864円 100%
愛知県 5万2381円 5万9098円 6万5271円 5万6524円 77%
大阪府 5万4000円 6万9868円 7万7577円 5万7909円 78%

※全国賃貸管理ビジネス協会「全国家賃動向」を基に筆者作成
 
また、総務省統計局による「平成30年 住宅・土地統計調査」を確認すると、1畳あたりの家賃・間代が大都市三大都市圏別で見ても、関東大都市圏(東京)が5128円、中京大都市圏(名古屋)が2824円、近畿大都市圏(大阪)が3227円という結果でした。関東大都市圏がほかの大都市圏に比べ、かなり高めになっています。
 

東京23区の家賃相場

東京の23区のワンルーム・1K・1DKのマンション・アパート・一戸建ての家賃相場を高い順に見ていきましょう。株式会社LIFULL(東京都千代田区)が運営する「LIFULL HOME’S」によると、東京23区のなかで最も家賃相場が高いのは千代田区で、13万8800円です(2024年5月10日時点)。また、最も家賃相場が低い葛飾区でも、7万300円と全国平均よりも高くなっています。
 
図表2

1 千代田区 13万8800円 13 世田谷区 9万4900円
2 港区 13万1400円 14 中野区 9万700円
3 渋谷区 12万5600円 15 北区 8万8000円
4 中央区 12万1300円 16 大田区 8万7000円
5 目黒区 11万8400円 17 杉並区 8万6500円
6 新宿区 11万3100円 18 荒川区 8万4800円
7 台東区 11万1900円 19 板橋区 8万2800円
8 文京区 10万6700円 20 練馬区 7万7200円
9 江東区 10万4600円 21 江戸川区 7万3200円
10 豊島区 10万2400円 22 足立区 7万2900円
11 品川区 10万1100円 23 葛飾区 7万300円
12 墨田区 10万300円

2024年5月10日時点
※LIFULL HOME’S「東京都の家賃相場情報」を基に筆者作成
 
また、株式会社NEXER(東京都豊島区)が運営する「おうちパレット」による調査「東京23区住みやすい街ランキング」(調査日:2021年6月30日~7月16日、調査対象:東京23区住まいの男女294人)では、「現在、どこに住んでいますか?」という質問に対し、世田谷区・大田区が同率1位でした。トータル満足度としてはどちらもさほど高い結果ではありませんが、家賃が10万円以下という点が共通しています。
 

一人暮らしの住居費と水道・光熱費の平均

現在一人暮らしをしている方や、今後する予定がある方は、一人暮らしの平均家賃がどれくらいなのか気になるのではないでしょうか。総務省統計局が発表している「家計調査年報(家計収支編)2022年」によると、単身世帯の住居費の月平均額は2万3322円で、水道・光熱費の月平均額は1万3098円で、合わせて3万6420円となっています。
 
東京23区の家賃相場と比較すると、最も安い葛飾区でも平均よりおよそ3倍も高いことが分かりました。
 

都内の家賃は非常に高い

都内の家賃は全国の一人暮らしの平均家賃の1.9倍で、他の大都市圏のなかでも極めて高くなっています。特に皇居があり、日本の政治・行政・司法の中心地である千代田区では、家賃相場が月13万円を超えている状況です。
 
このように東京は土地の価格が高いため、物価も高い傾向にあります。どうしても東京23区に住みたい場合は、各区の家賃相場をしっかりと確認し、条件に当てはまっている物件を選ぶようにしましょう。
 

出典

全国賃貸管理ビジネス協会 全国家賃動向
総務省統計局 平成30年住宅統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 結果の概要
株式会社LIFULL LIFULL HOME’S 東京都の家賃相場情報
株式会社NEXER おうちパレット東京都民に聞いた!東京23区住みやすい街ランキング 【2021年版】
総務省統計局 家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)結果の概要
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集