「花粉をつけたくないから」と洗濯物すべてを「浴室乾燥」する妻。電気代はどれくらいかかっていますか?
配信日: 2024.05.21 更新日: 2024.10.10
節約するためには、浴室乾燥以外の手段も検討することが必要です。
今回は、毎日2回ずつ浴室乾燥を利用した場合の電気代や、浴室乾燥以外の花粉症対策についてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
毎日2回ずつ浴室乾燥を利用すると電気代はどれくらい?
花粉の多い季節になると、少しでも衣服に花粉が付着することを防ぐために室内で洗濯物を干す方もいるでしょう。室内干しの際、役に立つ設備の一つが浴室乾燥機です。
しかし、浴室乾燥には電気を使用するため、回数を重ねるほど電気代もかかります。
A社の浴室乾燥機を例にしましょう。A社のビルトインタイプの浴室乾燥機では、外気温25度で浴室乾燥の標準モード(AC200ボルト)を使用すると、2時間20分で約150円かかるとされています。外気温5度だと3時間で約200円です。
花粉症対策として使用する場合において、仮に3月を外気温5度、4~5月を外気温25度としたうえで、毎日2回ずつ使用した場合の3~5月の合計金額は、3万円ほどです。
浴室乾燥にかかる電気代をおさえる方法
電気代を減らす方法としては、浴室乾燥の使用回数を1日2回から1回に減らす方法があります。単純計算で使用電気料金が半額になるため、先述した例だと3ヶ月で3万円ほどかかるところを1万5000円ほどまで節約可能です。
また、洗濯物の量が少なければ、浴室乾燥を使わない方法もあります。
さらに、洗濯物の量が多かったり浴室以外に干す場所がなかったりなどでどうしても浴室乾燥を使う場合は、「ecoモード」を使用したり設定を変更したりしてみましょう。乾燥時間を短くすれば、それだけ電気代も節約できます。
より早く乾燥させるために、浴室乾燥を使用する前にお風呂場の水分をあらかじめなるべく除いておくことも方法の一つです。
浴室乾燥以外でできる衣類の花粉症対策は?
最後に、花粉症対策として効果的な方法をいくつかご紹介します。
公益社団法人全日本病院協会によると、花粉症のセルフケアはなるべく花粉との接触を避けながら予防することが大切とのことです。
例えば、素材がつるつるとした上着を着ると、花粉症が付着しにくくなります。帰宅して家に入る前に、花粉をしっかり払っておくことも有効な方法です。
また、静電気を予防すると、花粉が付きにくくなるとされています。服の素材に気を付けるだけでなく、衣類に静電気防止スプレーを使用することも検討してみるといいでしょう。500円弱で売られている製品もあるようです。
浴室乾燥を毎日2回使ったときの電気代目安は春の時期3ヶ月で3万円ほど
花粉症対策として、衣類に花粉を付けないために浴室乾燥や部屋干しといった方法を利用する方は少なくありません。浴室乾燥は使用している機種や時期によって電気代は異なりますが、春の3ヶ月だと目安は3万円ほどです。
浴室乾燥機の使い方を工夫して、少しでも節約しながら花粉症対策を実践しましょう。
出典
公益社団法人全日本病院協会 みんなの医療ガイド「花粉症について」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー