子ども(と夫…)のおやつ代が地味にイタイ…!「毎日300円分」って普通でしょうか?
配信日: 2024.05.26 更新日: 2024.10.10
子どもだけでなく夫もおやつを食べる家庭だと、おやつ代の家計への影響も大きくなる可能性があります。
本記事では、二人以上世帯において菓子類にかかっている費用の平均はいくらぐらいなのかをご紹介するとともに、おやつ代の節約方法についてもまとめました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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菓子類にかかる費用の平均は?
総務省統計局の「2023年家計調査」によると、二人以上の世帯で1年間に購入した菓子類の平均は9万9520円で、食料品に占める割合は約9.6%です。
世帯主の年齢別で見たものを表1にまとめました。
表1
世帯主の年齢 | 菓子類の支出金額 | 食料品に占める割合 |
---|---|---|
29歳以下 | 7万7096円 | 約10.8% |
30~39歳 | 10万8667円 | 約11.4% |
40~49歳 | 11万7768円 | 約10.8% |
50~59歳 | 10万5116円 | 約9.6% |
※総務省統計局「家計調査/家計収支編 二人以上の世帯(2023年)」を基に筆者作成
菓子類の支出金額が最も高いのは「40~49歳」の11万7768円で、次いで「30~39歳」の10万8667円、「50~59歳」の10万5116円となっています。
「1日300円」は全国平均より高い?
菓子類の全国平均支出額である9万9520円を1年(365日)で割ると、約273円です。
今回の事例ではおやつ代が「1日300円」かかっているということなので、全国平均に比べると少しオーバーしていることが分かります。
節約のためには、最低でも平均以下のおさえられるよう工夫してみるといいでしょう。
毎日のおやつ代を節約する方法は?
毎日のおやつ代が負担に感じるときは、次のような方法で節約できないか考えてみましょう。
・安いときにまとめ買いする
よく食べるお菓子は、安くなっているときにまとめ買いするようにしましょう。お菓子が安い店に行ったときに、まとめて購入しておいたり、割安のファミリーパックを多めに買っておいたりする方法もおすすめです。
・種類が必要なら駄菓子をたくさん購入する
いろいろな種類のお菓子がある方が満足感が得られるようなら、駄菓子をたくさん購入しておきましょう。駄菓子は単価が安いため、たくさん買っても安く済ませられることが特徴です。
・家にあるものでおやつを手作りする
毎回市販のおやつを買うのではなく、たまには手作りのおやつを与える方法もおすすめです。家にあるもので簡単に作れるレシピを探してみるといいでしょう。
「毎日300円」は平均より少し高いので節約の工夫を
家計調査を基に計算すると、1日のおやつ代の全国平均は約273円です。
今回の事例では「子どもと夫のおやつ代が毎日300円分かかっている」とのことなので、全国平均より少し高いことが分かります。
安いときにまとめ買いしたり、駄菓子を活用したり、家にあるもので手作りしたりするなど、おやつ代を節約するための工夫を考えてみるといいでしょう。
出典
総務省統計局 家計調査/家計収支編 二人以上の世帯(2023年)表番号4-6
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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