更新日: 2024.05.27 その他家計

節約のために、毎日「水筒」を持参して出勤しています。毎日「ペットボトル飲料」を買うより節約になりますよね? どのくらいの差になるのでしょうか?

節約のために、毎日「水筒」を持参して出勤しています。毎日「ペットボトル飲料」を買うより節約になりますよね? どのくらいの差になるのでしょうか?
節約のために、毎日マイボトルを持って出勤するという人もいるでしょう。ただ、実際にコンビニでペットボトル飲料を買うよりも、いくらくらい節約できているのか分からないという人は多いかもしれません。
 
そこで本記事では、ペットボトル飲料をコンビニで買う場合の費用とマイボトルを持参する場合の費用を比較して、どれだけ節約できているのかについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ペットボトル飲料をコンビニで買う場合の費用

まず、ペットボトル飲料を毎日買った場合の、1ヶ月および1年間にかかる費用を見ていきましょう。購入するペットボトルは、セブン-イレブンのプライベートブランド「7プレミアム むぎ茶 600ミリリットル」で価格は108円(税込)と想定します。
 
1ヶ月の場合は「108円×30日=3240円」となります。さらに1年間の場合は「108円×365日=3万9420円」となりました。1年間買い続けると4万円近くかかることを考えると、意外と大きな出費になっていることが分かります。
 

毎日マイボトルを持参する場合の費用

次に、マイボトルで600ミリリットルの麦茶を作るときにかかる費用を試算しましょう。まず水道代は全国平均で1リットル当たり約0.2円であるため、600ミリリットルの水道代は約0.12円となります。
 
さらに麦茶にするためには麦茶パックが必要です。今回は伊藤園の「香り薫るむぎ茶 ティーバッグ54袋」460円(税込)を使用したと仮定して試算すると、1回当たり「460円÷54袋=約8.5円」となります。
 
水道代と麦茶1つを合わせても、約9円です。1ヶ月だと「9円×30日=約270円」、1年間でも「9円×365日=約3285円」です。自分で作るとかなり費用が抑えられることが分かります。
 

ペットボトル飲料の購入とマイボトルを持参した場合の差額はいくら?

ペットボトル飲料とマイボトル持参の場合の差額を見てみましょう。
 
まず1日当たりだと「108円(ペットボトル飲料)-9円(マイボトル持参)=99円」、1ヶ月で「3240円(ペットボトル飲料)-270円(マイボトル持参)=2970円」、さらに1年間だと「3万9420円(ペットボトル飲料)-3285円(持参マイボトル)=3万6135円」もの差が生じます。
 
3万円以上金額差があるとなると、大きな差だと感じる人も多いと思います。毎日買っているペットボトルをマイボトルに変えるだけで、年間で約3万6000円を好きなことに使えると考えれば、かなり簡単な節約術だと言えるかもしれません。
 

マイボトルのメリット・デメリットとは?

マイボトルにすると3万円以上の節約が見込めることが分かりましたが、マイボトルにはメリットだけでなくデメリットも存在します。
 
まず、メリットは以下のとおりです。

・ドリンク購入代の節約
 
・保温・保冷機能があるものであれば、飲み物の温度を保ってくれる
 
・いつでも自分の好きな飲み物が飲める
 
・環境にやさしい

一方、デメリットとして以下が挙げられます。

・飲み物を準備する手間がかかる
 
・使用後は毎回洗う必要がある
 
・ボトルの持ち運びが面倒

マイボトルは、毎回飲み物をボトルに入れる手間や持ち運びの面倒さなど不便な点がある一方で、節約効果や環境への配慮など魅力もたくさんあります。
 
また、マイボトルは温冷問わず自分の好きな飲み物を選べるため、自分が気に入っているお茶など、健康に配慮した飲み物やリラックスできるものを持参できるのもメリットでしょう。
 

マイボトル持参による節約効果は3万円以上!

ペットボトル飲料を購入する場合とマイボトルを持参した場合の差額は、今回のケースだと3万円以上になることが分かりました。
 
マイボトルにはメリット・デメリットがありますが、節約効果のほかに「飲み物を適切な温度で保てる」「いつでも自分の好きな飲み物が飲める」といった恩恵も受けられます。
 
興味のある人は、この機会にマイボトルを検討してみてはいかがでしょうか。
 

出典

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 7プレミアム むぎ茶 600ML
株式会社伊藤園 香り薫るむぎ茶 ティーバッグ54袋
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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