更新日: 2024.05.30 貯金

31歳で貯蓄が「本当にゼロ」ってヤバいですか? 友人たちは「100万円」はあるらしく焦っています。みんな「貯金なんてない」と言っていたのですが、実はわりと貯金してるんでしょうか…?

31歳で貯蓄が「本当にゼロ」ってヤバいですか? 友人たちは「100万円」はあるらしく焦っています。みんな「貯金なんてない」と言っていたのですが、実はわりと貯金してるんでしょうか…?
友人と貯金の話をしたとき、「貯金なんてぜんぜんないよ~」と言っていて安心していたのに、よくよく聞けば実は「貯金がない=ゼロ円」というわけではなかった……このような友人の謙遜を真に受け、真実を知って焦りを感じた経験があるという人もいるかもしれません。
 
「もしかしたら貯金ができる友人が凄いだけで、世間的には貯蓄ゼロは普通かも」。心を落ち着けるために自身に言い聞かせるなんてこともありそうですが、実際のところ同世代の人たちはどれくらい貯金しているのでしょうか?
 
本記事では30歳前後の単身世帯と2人以上世帯の貯蓄状況について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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20代の貯蓄の状況

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)」によると、20代の単身世帯における金融資産保有額の平均は121万円です。「こんなに多いんだ」とショックを受ける人もいるでしょう。
 
ただ、平均の数値は貯蓄が特に大きい人の影響を強く受けてしまいます。
 
そこで平均的な貯蓄の実態をより表しているといえる中央値を見てみると9万円となっており、平均値よりもだいぶ少ないことがわかります。
 
また、2人以上世帯における同調査を見てみると、世帯主が20代の場合、金融資産保有額の平均は249万円、中央値では30万円です。
 

30代の貯蓄の状況

続いて同調査を参考に、30代の貯蓄の状況について見ていきましょう。
 
30代の単身世帯における金融資産保有額の平均は594万円、中央値では100万円です。また、30代の2人以上世帯では、平均は601万円、中央値は150万円です。
 

貯蓄がゼロの世帯も少なくない

30代では、単身世帯でも2人以上世帯でも金融資産を平均100万円以上保有しています。一方、金融資産を保有していない世帯も少なくありません。
 
30代で金融資産を保有していない世帯の割合は、単身世帯で34.0%、2人以上世帯でも28.4%います。そのため、現在貯蓄がゼロだとしても、「うちはかなり特殊なんだ」と過度に落ち込む必要はないでしょう。
 

効率的に貯蓄をする方法

30代で貯蓄がゼロの世帯などがこれから効率的に貯蓄をする場合、どういう点に気をつければよいのでしょうか。いくつかポイントを見ていきましょう。
 

毎月の収支を把握する

お金が貯まらない人の中には、毎月の収支、特に支出の中身がよく分からず、お金を何に使っているかを把握できていない場合があります。
 
まずはざっくりでもいいので、収入額と支出額を把握し、節約できそうな項目を確認していきましょう。
 
例えば、支出の中で食費が多ければ、外食やコンビニでの買物を減らす、通信費が多ければスマホの会社を変更するなど、ターゲットを決めていきます。なお、通信費や家賃などの固定費は一度見直すと節約効果が長く続きますので、まずは固定費から見直しても良いでしょう。
 

先取り貯蓄をする

先取り貯蓄とは、給料が入った時点で貯蓄する金額を決めておき、残ったお金で生活するスタイルです。「お金が余ったら貯蓄しよう」と考えていると、結局貯蓄ができないことも少なくないでしょう。
 
先取り貯蓄で給料日に給料振込口座から貯蓄用口座に振込がおこなわれるようにしておけば、自分で手続きすることなく毎月決まった日に貯蓄ができます。
 

副業などで収入を増やす

貯蓄金額を増やすには、支出を減らすことはもちろんですが、収入を増やすという選択肢もあります。収入を増やす際には今の会社で出世をすることも大切ですが、努力してもすぐに給料が上がるとは限りません。
 
そこで検討したいのが副業です。昨今は副業を許可する会社が増えていますので、時間に余裕がある場合、複数の収入源を持って世帯年収を増やすことを検討するのも良いでしょう。
 

まとめ

30歳前後で貯蓄がなく、周りが予想以上に貯蓄していると焦る気持ちも生まれるかもしれませんが、30代で貯蓄がゼロの世帯も2~3割います。
 
とはいえ、それに安心せず、これからしっかり貯蓄をしていきたいという人も多いでしょう。本記事を参考に、計画的にお金を貯めていきましょう。
 

出典

金融広報中央委員会  家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)
金融広報中央委員会  家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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