「ワインセラー」が家にある知人。初期費用「100万円」はしますよね?コストが気になります
配信日: 2024.06.11 更新日: 2024.10.10
また、ワインセラーによって消費電力にも違いがあるため、電気代も異なります。そこで今回は、ワインセラーの購入代金(初期費用)と電気代(維持費)がどのくらいかかるのか解説します。
ワインセラーの電気代を節約する方法もご紹介しているため、参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
ワインセラーの購入にかかる費用
ワインセラーの購入にかかる費用はメーカーやサイズなどによってさまざまですが、安いものだと2万円程度から購入できるようです。
一つのワインセラーの中で異なる温度で保管できる機能や、省エネ性能が高いものだと30万円〜100万円程度の高額なワインセラーも存在するようです。たくさんのワインを保管したり集めたりしなければ、高額なワインセラーでなくても十分といえるでしょう。
ワインセラーにかかる電力
ワインセラーにかかる電力には、定格消費電力と年間消費電力のおもに二つがあります。定格消費電力とは製品をフル稼働させたときにかかる電力で、年間消費電力はその名の通り、1年間に消費する電力量の目安を示したものです。
定格消費電力は新品を稼働させる際などに一時的に大きな電力を使ったとしても、ずっとフル稼働しているとは考えにくいため、表記上の電力を消費しない可能性があります。
また、ワインセラーに入っているワインの数や、扉の開け閉めによる外気の混入、部屋の温度などのさまざまな観点から消費電力が変化し、年間消費電力にも影響します。
ワインセラーにかかる電気代
ワインセラーにかかる電気代を確認していきましょう。1年間の電気代は、年間消費電力(キロワットアワー)×1キロワットアワーあたりの電力量単価(円)で算出できます。ワインセラーの年間消費電力は、製品にもよりますが80~215キロワットアワー程度とされているようです。
電力量料金は東京電力エナジーパートナー株式会社「料金単価表-電灯 従量電灯B」を基に、1キロワットアワー30円として計算すると、2400円~6450円程度が年間でかかる電気代となります。
また、初期費用は一度しかかかりませんが、電気代は毎月かかります。購入後の維持費を考慮して、多少初期費用が高くなったとしても省エネ性能が高いワインセラーなどを購入すれば、長い目でみてお得になる可能性があるでしょう。
ワインセラーの電気代をおさえる方法
ワインセラーの電気代を少しでもおさえるには、以下のようなポイントがあります。
・扉の開け閉めの回数を少なくする
・庫内に物を詰め過ぎない
ワインセラーを開けると、その都度外気が入り込みます。外気が入ると庫内の温度が上がり、再び冷却するために通常よりも多くの電力を消費しなければいけません。
また、庫内に規定以上のワインボトルを入れると、空気の流れが悪くなり、冷却効果を下げてしまう原因にもなりかねません。冷却効果が下がると電力消費も大きくなり、結果的に電気代に影響してしまうでしょう。
もし、今後多くのワインを保管しておきたいと考えているのであれば、多く入るワインセラーの購入を検討してみてください。
ワインセラーの初期コストは2万円~100万円程度、維持コストは2000円〜6000円程度
ワインセラーは安いもので2万円程度から購入でき、高いものになると100万円以上するものも存在するようです。
また、毎月かかる電気代はワインセラーの大きさや、1キロワットアワーあたりの電気量単価にもよりますが、2000円~6000円程度となる可能性があります。
省エネ性能の高いワインセラーであれば、毎月の電気代の節約にもつながるでしょう。ワインセラーの電気代を少しでも節約したいと考えているのであれば、ご紹介した方法も参考に試してみてください。
出典
東京電力エナジーパートナー株式会社 料金単価表‐電灯 従量電灯 従量電灯B
※2024/6/12 記事を一部修正いたしました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー