更新日: 2024.06.20 家計の見直し

ひとり暮らしで食費4万は多いでしょうか? 食費節約につながる買い物のコツや、コスパのよい食材を教えてください。

ひとり暮らしで食費4万は多いでしょうか? 食費節約につながる買い物のコツや、コスパのよい食材を教えてください。
ひとり暮らしをしていると、毎月の食費をもっと節約できるのではないかと考えることはありませんか。
 
本記事では、ひとり暮らしにおける月々の食費4万円が適正かどうかを検証し、一般的なひとり暮らしの平均的な食費を紹介します。
 
また、食費を節約するための買い物のコツを具体的に説明し、日常の食生活で実践できる節約方法を提案します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ひとり暮らしの1ヶ月の食費はいくらぐらい?

2023年(令和5年)の家計調査報告によると、単身世帯の1ヶ月あたりにかかる食費の平均額は、4万6391円となっています。そのため、ひとり暮らしの食費が4万円は、統計的に平均値程度であることが分かります。
 
家計に関わる変動費の中でも、毎月の食費は必ずかかるものです。1ヶ月を約4万円の食費で考えると、1週間あたり約1万円で生活する計算になります。この金額の中に、外食費なども含むため、場合によっては相当な金額の節約が必要です。
 
よって、収入が多ければもう少し食費にかける金額が多くなってもよいことから、平均的な食費の金額は参考程度に考えることが妥当です。個人の食費の目安は収入に合わせて考えてもよいでしょう。
 

食費の節約方法とは

家計を見直して、食費を節約する必要がある場合の効果的な方法は以下の通りです。


・安いときにまとめ買いをする
・必要なものだけを買うために買い物リストを作る
・常備菜などは、作り置きをする
・乾物や缶詰など保存期間の長い食材を利用する

食費を節約する場合、まずはお店に出入りする頻度を減らす必要性があります。お店に出入りする回数が増えると、どうしてもついでに買ってしまったり、必要でないものを一緒に買ってしまったりすることがあります。
 
まとめ買いや、買い物リストを作成してから買い物に向かうことで、必要以上の出費を抑えられる可能性があります。また自炊で節約にする場合は、副菜の常備菜を作り置きしたり、乾物や缶詰などの保存期間が長い食材をうまく取り入れたりすることで、食費を減らせる場合があります。
 

節約するための買い物のコツ

節約を実践するためには、買い物をするときにもコツが必要です。もし、曜日ごとにメインの食材を決めて1週間のレシピをルーティン化するなど、自分なりのルールが決められるのであれば、メインだけを買い足せばよいので買い物が楽になります。
 
特に生鮮品など、食材によっては、お店ごとに値段が違う場合があります。食材を少しでも安く手に入れるためには、食材によって購入するお店を決める方法もおすすめです。小分けにして冷凍ができる食材や冷凍食品は、大容量で購入できるお店を選んだほうが節約につながります。
 
買い物の支払いには、現金ではなくキャッシュレス決済の利用がおすすめです。買い物でポイントが貯まるお店も多いため、よく行くお店であれば上手にポイントを貯めて次回以降の支払いに利用しましょう。
 

節約できるコスパのよい食材とは

食費を節約していても、栄養を考えながら食材を選ぶことが大切です。値段が安くて家計に優しい食材はたくさんあるため、毎日の食事に取り入れることで食費を節約できる可能性があります。
 
特に、メイン食材となる肉は、鶏むね肉やささみ肉、豚こま肉などの安価な食材を上手に利用しましょう。そのほか、副菜に利用できるキノコ類やこんにゃくなどもおすすめです。
 
また、豆腐や納豆は栄養価が高く、比較的安く手に入る傾向があります。作り置きや毎日の料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。
 

賢く買い物をして食費を節約しよう

家計調査報告によると、単身世帯の1ヶ月あたりにかかる食費の平均額は、4万6391円です。そのため、ひとり暮らしの食費が4万円は、統計的に平均値程度であるといえるでしょう。
 
食費を節約するためには、計画的に食材を無駄なく使える量だけ買い物する方法が賢いやりくり方法です。いくら安く食材を購入しても、使い切れずに賞味期限を切らしていてはもったいないことになってしまいます。
 
保存期間の長い食材や冷凍保存なども上手に利用しながら、賢く食費の節約を実践してみましょう。
 

出典

総務省統計局 家計調査報告〔 家計収支編 〕2023年(令和5年)平均結果の概要
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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