更新日: 2024.10.10 その他家計

食料品の買い出しに行くのが面倒で、弁当サブスクの利用を検討しています。外食より安く済むと思うのですが…。

食料品の買い出しに行くのが面倒で、弁当サブスクの利用を検討しています。外食より安く済むと思うのですが…。
近年、弁当サブスクリプション(弁当サブスク)の需要が急激に伸びており、簡単に食べられるので、忙しい社会人や、高齢者などに人気です。
 
そこで今回は、弁当サブスクとはなんなのか、利用するとどんなメリットがあるのか調べてみました。弁当サブスクの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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弁当サブスクとは

弁当サブスクリプションとは、弁当やおかずなどを、月額制で定期的に届けてくれるサービスです。弁当サブスクを利用すると、料理の手間が省けるだけでなく、献立を考える時間や買い物に行く手間も省略できます。
 
また、食材の残りも出にくいので、食品ロスも起こらないなど、さまざまなメリットがあります。そのため、弁当サブスクは以下のような人たちに、多く利用されています。


・忙しい社会人
・子育て中の人
・体を動かすことが難しい高齢者

何かと忙しい社会人の場合、帰宅が遅くなりなかなか自炊するのは難しいこともあるでしょう。
 
また、子育てで忙しい方や高齢者も、電子レンジで温めるだけで食べられる、弁当サブスクを利用すると便利です。また、弁当サブスクなら、食器を洗う必要がないのも魅力です。
 
特に体を動かすことが難しい高齢者は火を使うと危険な場合もあるので、温めるだけで食べられる弁当サブスクなら、安心して食事が楽しめます。
 

弁当サブスクと外食費用の比較

弁当サブスクには、大きく分けて1人暮らし用と家族用がありますが、ここでは分かりやすくするために、1人暮らし用を例に外食と比較します。
 
1人暮らし用弁当サブスクの1食あたりの料金は、400円~800円程度です。1ヶ月を31日とし、毎日1食弁当サブスクを取り入れた場合、1万2400円~2万4800円かかる計算になります。
 
2023年の家計調査によると、単身世帯のうちの勤労者世帯の1ヶ月の平均外食費は1万4269円です。つまり、弁当サブスクの価格によっては、平均外食費よりも費用がかさむ可能性があります。
 
また、外食する場合は、店まで行かなくてはなりませんが、弁当サブスクは出かける必要もなく、自宅で食べられるので非常に便利です。
 

弁当サブスクのメリットとデメリット

弁当サブスクは調理の手間が省けるので、忙しくてもすぐに食べられるのが大きなメリットです。コロナ禍以降、パソコンを使って自宅で仕事をする人が増えましたが、自宅にいても仕事が忙しくて、料理をつくる時間がないという人も多いでしょう。
 
そんな人に、弁当サブスクは最適です。また、弁当サブスクは業者が献立をつくってくれるので、栄養バランスを考えた食事が摂れるのも、メリットとして挙げられます。
 
しかも、定額制のため毎月の食費を管理しやすいのも、メリットになるでしょう。デメリットとしては、1人暮らし用の冷蔵庫では、届いた弁当が入りきらない可能性があります。
 
また、食物アレルギーのある人は、使用している食材に注意しなければなりません。好き嫌いの多い人は、おかずを選べるかどうかも、弁当サブスクの業者を決める際に考慮する必要があります。
 

弁当サブスクばかりでは飽きる

弁当サブスクにはさまざまなメリットがあり、利用者も増えていますが、食べているうちに飽きてくるという人も多いようです。弁当サブスクが飽きないようにするには、たまに自炊したり外食したりして、食事のバリエーションを増やすようにしましょう。
 
自炊や外食をしなくても、弁当サブスクに自分でつくった料理を1品追加したり、冷凍食品を温めて添えたりするだけでもかまいません。
 
また、複数の弁当サブスクと契約して、交互に食べると飽きずに続けやすくなる可能性があります。弁当サブスクにはメリットが多いので、飽きない工夫をして利用することをおすすめします。
 

まとめ

1人暮らし用弁当サブスクの1食あたりの料金は、400円~800円程度です。1ヶ月を31日とし、毎日1食弁当サブスクを取り入れた場合、1万2400円~2万4800円かかる計算になります。
 
2023年の家計調査によると、単身世帯のうちの勤労者世帯の1ヶ月の平均外食費は1万4269円なので、弁当サブスクの価格によっては、平均外食費よりも費用がかさむ可能性があります。
 
とはいえ、弁当サブスクにはさまざまなメリットがあるので、自炊をする暇がないときなどに上手に取り入れてみてください。
 

出典

e-Stat 家計調査 家計収支編 2023年 4単身世帯・勤労者世帯
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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