ランチ代節約のため、白米持参で出勤し、コンビニでおかずを買っています。おかずも手作りした場合、1ヶ月でどれだけ節約になるでしょうか?
配信日: 2024.07.01 更新日: 2024.10.10
節約のために、昼食を手作り弁当にした場合と、白米持参でコンビニでおかずを買った場合だと、食費にどれほど違いがあるのでしょうか。
今回は、手作り弁当とコンビニのおかずの費用の差を検証します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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コンビニの惣菜の値段と手作り弁当との比較
大手コンビニエンスストアの惣菜は、ハンバーグやサバの味噌煮、から揚げなどのメインの主菜が300円~500円ほどで売られています。きんぴらごぼうなどの副菜は、150円~200円ほどが相場です。
少し節約して、価格が低めの主菜と副菜を1品ずつ購入してランチとした場合、おかずの代金は500円ほどです。農林水産省が算出した、茶碗1杯分のごはんの値段は25円です。茶碗1杯のごはんは、精米65g使用、5kg当たり1897円(POSデータによるコメの平均小売価格〈令和3年12月〉)で算出しています。
茶碗1杯分の白米を持参して、コンビ二でおかずを購入したら、1食あたりのランチの代金は525円になります。525円のランチ代金で、1ヶ月の会社の出勤日を22日と仮定して計算すると、会社出勤日の1ヶ月のランチ代は、525円×22日=1万1550円です。
株式会社ニチレイフーズが2018年に行った調査によると、手作り弁当の1食あたりの材料費は231.5円でした。手作り弁当で、1ヶ月あたりの会社出勤日のランチ代を計算すると、231.5円×22日=5093円になります。
白米持参でコンビニでおかずを購入した場合と、手作り弁当では、1ヶ月に6457円の違いが出ます。昨今の物価高の影響で、手作り弁当の材料費も上がっていますが、それでも手作り弁当は費用の面で優れている可能性があります。