専業主婦なので節約のため毎日昼ごはんは「納豆ごはん」と「納豆そば」のサイクルです。コスパ最強と思っていますが、栄養面には不安が残るでしょうか?

配信日: 2024.07.07 更新日: 2024.10.10

この記事は約 3 分で読めます。
専業主婦なので節約のため毎日昼ごはんは「納豆ごはん」と「納豆そば」のサイクルです。コスパ最強と思っていますが、栄養面には不安が残るでしょうか?
1人で食べるお昼ごはんは、できるだけ簡単でコスパよく終わらせたいと考える方もいるでしょう。中には、コスパがよい食べ物といえば納豆を使って「納豆ごはん」と「納豆そば」を交互に食べて簡単に済ませようと思う方もいるかもしれません。納豆が体によいことは分かっていても、毎日食べるとなると栄養面で問題がないのか気になるところです。
 
そこで今回は、節約のために毎日昼ごはんに食べている「納豆ごはん」と「納豆そば」を交互で食べる場合、栄養面に不安が残るかどうかについてご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

納豆ごはんと納豆そばにかかる費用

納豆ごはんにかかる費用をみていきましょう。納豆ご飯を作る場合、当然ですが納豆とごはんが必要です。総務省統計局の小売物価統計調査によると、東京都区部での納豆の料金相場は3個パックで99円です。また米の相場は、5キロで2323円です。
 
ごはんは茶碗1杯あたり0.5合程度といわれているので、1食につきごはんは約35円、これに納豆1パックあたりの値段を加えると約68円という計算です。
 
一方、納豆そばの場合、そば10食入り約700円のものを買うと1食あたり約70円です。それに、納豆を混ぜて食べると1食約100円で済む計算になります。
 
1ヶ月の平日のみ(20日間)の昼ごはんに、納豆ごはんと納豆そば交互に食べた場合、納豆ごはん10日分が約680円、納豆そば10日分が約1000円になるので、1ヶ月で約1680円になり、コスパは最強といえるでしょう。
 

栄養バランスを補うためにおすすめの食材

価値観によって異なりますが、納豆ごはんと納豆そばをコスパ重視で考えた場合、1食あたり約70~100円で食べられるため、節約につながることが分かりました。しかし、気になるのは栄養面ではないでしょうか。
 
納豆は昔から食物繊維が豊富で体によい食べ物といわれていますが、納豆だけではバランスのよい食事とはいえません。納豆から摂取できる主な栄養素は、「たんぱく質」「食物繊維」「ビタミンB2・B6」などです。
 
納豆は5大栄養素がすべて含まれていますが、「ビタミンC」や「ビタミンA」は少ないため、納豆ごはん、納豆そばどちらにしても、栄養バランスを補うため、食材をプラスするのがおすすめです。
 

野菜

納豆に野菜をプラスするのにおすすめな食材がオクラです。オクラはビタミンが豊富な野菜です。ビタミンは、人の体の機能を正常に保つために必要な栄養素ですが、体内でほとんど作れないため、食品から摂取する必要があります。
 

海藻

納豆と合わせて食べるとおすすめなのが「めかぶ」です。めかぶには、胃腸の調子を整え、便通をよくする働きや免疫力を高める効果があるフコイダンやアルギン酸などさまざまな栄養素が含まれています。
 
めかぶにも納豆と同じネバネバした食感があるため、混ぜてもおいしく食べられるでしょう。
 

果物

納豆ごはんや納豆そばだけでは少し物足りないと感じるなら、食後に果物を食べるのもおすすめです。果物はビタミンやミネラル、食物繊維を含みます。
 
ただし、果物を食べすぎると、糖質の過剰摂取により中性脂肪の増大や肥満の原因になるため注意が必要です。
 

毎日の昼ごはんに「納豆ごはん」と「納豆そば」はコスパはよいがほかにも食材を追加してバランスのよい食事を心がけることが大切

納豆ごはんと納豆そばを交互に食べることはコスパの面で見れば1食約70~100円となるため、節約につながる可能性があります。しかし、納豆だけでは栄養面で少し不安が残ります。
 
そのため、野菜や海藻、果物を追加してバランスのよい食事にするのがおすすめです。納豆に合う食材は豊富にあるため、自分でアレンジしてさまざまな食べ方を見つけてみても楽しいかもしれません。
 
健康を維持するためには、コスパだけで考えるのではなく、バランスのよい食事を心がけるようにしましょう。
 

出典

e-Stat政府統計の総合窓口 小売物価統計調査(動向編)2023年
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集