アプリで家計簿をつけ始めましたが、レシートをうまく撮影できずストレスになっています。結局、紙の家計簿に書いたほうが早いのでしょうか? どうやったらラクに記録できますか?

配信日: 2024.08.13 更新日: 2024.10.10

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アプリで家計簿をつけ始めましたが、レシートをうまく撮影できずストレスになっています。結局、紙の家計簿に書いたほうが早いのでしょうか? どうやったらラクに記録できますか?
家計簿は生活の無駄な支出を減らすのに効果的です。昔はノートや市販の家計簿を使って手書きで家計簿をつけていましたが、最近は家計簿アプリやPCの家計簿ソフトを使って家計簿をつける人も増えています。
 
家計簿アプリは便利な機能が使えますが、機能が複雑なので紙の家計簿のほうが使いやすいと感じる人も多いようです。この記事では、家計簿アプリのメリットや家計簿をつけている人の割合などを解説します。
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家計簿をつけている人の割合

Sasuke Financial Lab 株式会社が2022年に、全国の20歳以上の男女301名を対象に行ったアンケート調査を参考に、人々が家計簿をどのようにつけているのかを見てみます。
 
「家計簿をつけていますか? 」という質問に対し、家計簿を「現在つけている」と回答した人は、全体の30.6%でした。過去に家計簿をつけていたという人は全体の23.9%であり、半分以上の人が家計簿をつけた経験があると回答しています。
 
「家計簿をつけるのに何を使っていますか? (使っていましたか? )」という質問に対しては、「市販の家計簿・ノート」と回答した人が49.4%で、約半分の人が紙の家計簿をつけている(つけていた)ことが分かります。
 
以降の回答は「スマホもしくはWeb家計簿アプリ」が31.7%、「Excel、スプレッドシートなどの表計算ソフト」が18.9%、「PCの家計簿ソフト」が8.5%、「不明」が1.2%という結果でした。
 
全体の回答を見ると、紙の家計簿と電子の家計簿の利用は約半分ずつですが、過去に家計簿をつけていた人の回答も含まれているので、調査時点で家計簿をつけている人は、電子の家計簿をつけている人の割合が多いことが予測できます。
 
特に近年ではスマホが大きく普及したことにより、スマホの家計簿アプリの利用者が増えています。登録自体も無料で行えるので、気軽に始められることが利用者の増加につながったと考えられます。
 

家計簿をアプリでつけるメリット

家計簿をアプリでつけるメリットは、紙の家計簿にはない便利な機能が使えることです。家計簿アプリには、以下のような機能があります。

●レシートを撮影することで商品の金額を自動で集計
●電子マネーやクレジットカードの利用金額の管理
●発生した支出の内訳をグラフで表示
●家族間での家計簿の共有やカレンダー機能

電子マネーやクレジットカードの利用は、紙の家計簿では記載漏れが起きやすく、レシート撮影やグラフの表示などは、電子の家計簿でないと利用することができません。
 
しかし、家計簿アプリは便利な機能が多い分、逆に使いにくいと感じる人も多いようです。レシートの撮影がうまくいかずストレスを感じたりするので、自分に合った家計簿アプリを選ぶ必要があります。
 
家計簿アプリの中には、デザインの見やすいものや、アナログ派の人でも使いやすいシンプルな機能を売りにしているものがあります。今使っている家計簿アプリが使いにくいと感じる人は、他のアプリを試してみるといいでしょう。スマホの家計簿アプリは苦手だけれどPCの家計簿ソフトは使いやすかった、ということも起こるかもしれません。
 
家計簿は継続することが重要なので、紙の家計簿のほうが使いやすい人は、無理にアプリを使用する必要はありません。アプリで使える機能も、紙の家計簿を丁寧につければ十分に補えるので、最終的に自分が使いやすいと思った方法で家計簿をつけるようにしましょう。
 

家計簿は自分が使いやすいものを選ぼう

家計簿は日々の支出の割合を細かく知ることができるので、節約に効果的です。貯蓄のモチベーションも上がるので、継続してつけることで生活を豊かにすることができます。
 
最近は、家計簿アプリを使用して家計簿をつける人が増えています。家計簿アプリには便利な機能がついていますが、自分に合った方法で家計簿をつけるのが一番です。紙の家計簿や家計簿アプリ、Excelなどから使いやすいものを選ぶようにしましょう。
 

出典

Sasuke Financial Lab 株式会社 家計管理に関するアンケート調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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