エアコンを2ヶ月つけっぱなしにしています。いくら「電気代」がかかっていますか？

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エアコンを長時間使用することで気になるのが電気代です。特に連続でエアコンを使用した場合、その電気代がどれほどになるかは多くの人が関心を持つのではないでしょうか。

今回は、2ヶ月間エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代の目安と、電気代を抑えるための具体的な方法について紹介します。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 エアコンの電気代の計算式
2 エアコンを2ヶ月間つけっぱなしにした場合の電気代
3 エアコンの電気代の節約方法
4 エアコンの使用時間は無理に削らず、適切な使用で節約しよう

エアコンの電気代の計算式

まず、エアコンの電気代の計算式は以下の通りです。

・1時間当たりの電気代：消費電力（kW）×1時間×電気代の料金単価

この計算式を踏まえると、エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代の計算式は以下の通りになります。

・1日当たりの電気代：消費電力（kW）×24時間×電気代の料金単価
・1ヶ月当たりの電気代：1日当たりの電気代×30日
・2ヶ月当たりの電気代：1日当たりの電気代×60日

エアコンを2ヶ月間つけっぱなしにした場合の電気代

エアコンの電気代を知るためには、使用しているエアコンの消費電力を確認する必要があります。消費電力は、エアコン本体のラベルや取扱説明書に記載されているので確認してみましょう。

もっとも、実際の消費電力は部屋の広さや、冷房か暖房かによっても大きく変化します。今回は、あるメーカーのエアコンにおける冷房使用時と暖房使用時の消費電力（W）を表1にまとめました。

表1

※筆者作成

表1のデータを基に、2ヶ月間つけっぱなしにした場合の電気代を表2にまとめました。電気代の料金単価については、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電力料金目安単価「1kWhあたり31円」を採用しています。

表2

※筆者作成

エアコンの電気代の節約方法

エアコンの電気代が気になるからといって使用時間を削ってしまうと、熱中症や風邪で体調を崩してしまうこともあります。エアコンは、その日の気温や室内の温度、体調などに合わせて適切な使い方を意識しましょう。

ここでは、ダイキン工業株式会社が検証した節電につながるエアコン（冷房運転時）の使い方を紹介します。検証結果は表3の通りです。

表3

出典：ダイキン工業株式会社「エアコンの効果的な節電術で削減できる電気代を4つのケースで調査」を基に筆者作成

エアコンの使用時間は無理に削らず、適切な使用で節約しよう

エアコンの電気代は、部屋の大きさや冷房か暖房かでも大きく変化します。また、メーカーや機種によっても消費電力は変わるため、電気代も同様に変動します。

エアコンの電気代が気になる方は、熱中症や風邪などで体調を崩したりしないように、無理に使用時間を削るのではなく、エアコンを適切に使うことを心がけましょう。風量や風向の設定、温度管理、室外機の管理を工夫することで、エアコンの電気代を抑えて快適に過ごすことができるでしょう。