エアコンを買いに電気屋に行きました。8畳の家でも大きなめの窓があるなら10畳以上 用のサイズがいいと言われましたが、なぜでしょうか?

配信日: 2024.10.17 更新日: 2024.10.21

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エアコンを買いに電気屋に行きました。8畳の家でも大きなめの窓があるなら10畳以上  用のサイズがいいと言われましたが、なぜでしょうか?
エアコンの適正サイズは部屋の条件によって異なるため、同じ広さの部屋でも選び方が変わることがあります。適正サイズや選び方を事前に理解することで、エアコン選びで後悔する可能性を減らせるでしょう。
 
本記事では、大きめのサイズが必要になりやすい部屋の条件や、エアコン選びのポイントについて解説します。
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部屋の条件によってエアコンの効きが変わる

部屋の条件によって、エアコンの効き具合は変わります。例えば、以下のような部屋では、大きめのエアコンを選ぶほうが適している可能性があります。

●マンションの高層階
●キッチン続きのリビング
●屋根に近い部屋
●吹き抜けがある
●大きめの窓がある
●二間続きの部屋
●天井が高い
●日当たりがよい

このような部屋では、冷房や暖房の効きが悪くなりやすいため、ギリギリのサイズのエアコンを選ぶと、快適な温度に達するまでに時間がかかり、電気代が余分にかかることがあります。冷房や暖房の効きが悪いと感じたら、大きめのサイズを選ぶことも検討したほうがよいでしょう。
 

エアコン選びのポイント

エアコンを選ぶ際は、サイズや機能、価格、省エネ性能、タイプなどを確認することが大切です。これらのポイントをしっかりとチェックすることで、ニーズに合ったエアコンを選びやすくなり、選び間違いのリスクを減らすことができます。また、コストパフォーマンスが向上し、満足度も高まるでしょう。
 
本項では、エアコン選びのポイントについて紹介します。
 

サイズは適切か

エアコンを選ぶ際は、サイズが適切かどうか確認しましょう。エアコンの畳数表示は「〇畳~〇畳」とされており、左側の数字は戸建て(木造平屋住宅)、右側の数字はマンション(鉄筋集合住宅)を基準にしています。
 
しかし、これらの基準は1964年に定められたもので、現在では部屋の畳数よりも小さいエアコンでも問題ないとされています。
 
ただし、冷房や暖房の効きが悪い部屋では、大きめのサイズのエアコンを選ばないと効率が悪くなることがあるため注意が必要です。販売員などに部屋の状況などを伝え、適切なサイズを相談することをおすすめします。
 

必要な機能を備えているか

エアコンには、自動掃除機能、加湿機能、センサー機能、マイナスイオン機能、脱臭機能など、さまざまな機能があります。エアコンを選ぶ際は、必要な機能が備わっているか確認しましょう。不要な機能が付いていると、使い勝手が悪く感じたり、快適性が損なわれたりすることがあり、コストパフォーマンスに不満を感じる可能性があります。
 

価格は予算内か

一般的に、エアコンは8畳用が5~8万円、10畳用は6〜10万円程度で購入できます。ただし、新製品や多機能、高グレードのモデルでは価格が20万円前後になることもあるため、予算オーバーにならないよう注意が必要です。また、エアコン取り付け工事の費用が1~2万円程度かかることがあります。
 
予算を超える製品を購入すると、他の買い物や生活費に影響が出る可能性があるため、予算内で選ぶようにしましょう。
 

省エネ性能が高いか

エアコンを選ぶ際は、省エネ性能が高いかどうかを確認しましょう。省エネ性能が高いエアコンは、環境にも優しく、経済的です。
 
省エネ性能は、期間消費電力量やAPF(通年エネルギー消費効率)などで判断可能です。期間消費電力量は年間の消費電力量の目安で、数値が小さいほど電気代の節約が期待できます。APFは、数値が高いほど少ない電力で高い冷暖房能力を発揮することを示します。
 

希望するタイプか

エアコンには、壁掛けタイプ、窓用タイプ、床置きタイプなどの種類があります。自分のニーズや設置する場所を整理して、最も合ったエアコンのタイプかどうか確認することが大切です。
 

部屋や自分の条件に合ったエアコン選びが大切!

高層階や二間続き、日当たりがよいなど、部屋の条件によっては大きめのサイズのエアコンが適している場合があります。サイズが不足すると、快適さが欠けるだけでなく、電気代が余分にかかる可能性もあるため注意が必要です。
 
エアコンを選ぶ際は、販売員に部屋の状況を伝え、適切なサイズを選ぶようにしましょう。また、機能や省エネ性能もチェックすることで、購入後の満足度を高められます。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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