「外食よりは安上がり」と言ってデパ地下の総菜を「週1」で利用する妻。実際のところ、本当に「安上がり」になっているのでしょうか…?

配信日: 2024.11.19

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「外食よりは安上がり」と言ってデパ地下の総菜を「週1」で利用する妻。実際のところ、本当に「安上がり」になっているのでしょうか…?
忙しい毎日を過ごしていると「たまには食事づくりを休みたい」と感じることもあるでしょう。しかし家族で外食に行けばそれなりに費用がかかるため、出費が気になる人がいるかもしれません。その一方で、デパ地下の総菜を購入すれば、自宅にいながらにして質の高い料理を高級店よりも比較的安い値段で楽しめる可能性があります。
 
そこで本記事では、2人以上の世帯が1ヶ月に外食にかける支出額と、デパ地下の総菜を週に1回購入した支出額とで比較し、どれくらい金額になるのかご紹介します。そのうえでデパ地下の総菜を購入することで得られる可能性があるメリットについて詳しく解説し、デパ地下の総菜を利用しても金額をおさえられる方法をご紹介します。
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2人以上の世帯が1ヶ月あたり外食にかける支出額の平均

外食やデパ地下の総菜にかかる費用は、世帯の人数や家族構成によっても金額が異なると考えられます。
 
またどのようなお店なのかによってメニューもさまざまです。総務省統計局の「家計調査」によると2023年、2人以上の世帯が1ヶ月あたり外食にかける支出額は1万2653円でした。1ヶ月を4週間として計算すると、1週間あたり外食にかかる金額の平均は約3163円になります。
 

デパ地下で販売されている総菜の相場

一般的にデパ地下の総菜ではハンバーグや焼き魚など、主菜となるおかず1品あたりの値段は1人分が1000円ほどのようです。これにサラダやあえ物など副菜もデパ地下の総菜でまかなうとすれば、ご飯や汁物などを除いて1人あたり1500円ほどかかる可能性があります。
 
そのため仮に2人家族であった場合、デパ地下で総菜を購入した際にかかる費用は合計で3000円程度だと考えられます。前述の通り、2人以上の世帯で1週間あたりの外食にかかる金額の平均が約3163円のため、それほど大きな差はないと考えられるでしょう。ただし、家族の人数や総菜の種類、販売店などによって金額は異なる場合もあります。
 

外食ではなくデパ地下の総菜を利用することで得られるメリット

外食ではなく、デパ地下の総菜を利用することで考えられるメリットは以下の通りです。

●高品質な総菜を楽しめる
●各地の名産品や名店の味を手頃な価格で楽しめる
●専門店の総菜が手に入る

一般的に価格が高いイメージのあるデパ地下の総菜は本格的なものが多く、中には高級食材を使った総菜や季節ごとの限定品なども購入できるようです。スーパーの総菜売り場とは異なり、有名店や専門店が集まっているため、高品質な総菜を手に入れられる可能性があります。
 
また外食に行くには少しハードルが高いと感じるような名店が作る総菜が食べられることも、デパ地下総菜の魅力です。このようにデパ地下の総菜は金額が高く感じられる反面、家や外食では食べられないような食材が手頃な価格で食べられたり、高級店のメニューを気軽に味わえたりするなどのメリットを得られる可能性があります。
 

デパ地下の総菜を利用しても食事代をおさえる方法

家族全員分の食事をデパ地下の総菜で準備したいと考えるなら、すべてをデパ地下の総菜だけでまかなおうとせずに、何か1品だけデパ地下の総菜を利用すると費用がおさえられる可能性があります。また、夕方頃からは値引きを行う店舗もあるようです。時間帯を狙って買い物に行くことで、通常より安い価格で総菜を手に入れられる可能性があります。
 

デパ地下の総菜は外食より高い可能性があるが、簡単な外食では得られないメリットもある

家族の人数によっては、外食よりもデパ地下の総菜の方が安上がりになる可能性はありますが、状況によっては外食より費用がかかる可能性もあります。
 
とはいえデパ地下の総菜は、家では食べられないような食材を食べられたり、スーパーの総菜コーナーでは見かけないような質の高いメニュー、専門店の味を家で気軽に楽しめたりするメリットを得られる可能性もあるでしょう。
 
家族分の食事もデパ地下の総菜を利用するなら、すべてをまかなおうとせずに1品だけにとどめておけば費用がおさえられる傾向があるため、適切に利用するとよいでしょう。
 

出典

e-Stat 政府統計の総合窓口 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 表番号 001 用途分類(総数)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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