更新日: 2024.11.30 その他家計

自宅の「空気洗浄機」はもう7年ほど使用しています。壊れてはいませんが買い換えた方が電気代などは抑えられるでしょうか?

自宅の「空気洗浄機」はもう7年ほど使用しています。壊れてはいませんが買い換えた方が電気代などは抑えられるでしょうか?
空気清浄機を使い始めて7年ほどたてば、そろそろ買い替えをするほうがよいかもしれません。本記事では、空気清浄機の法定耐用年数や実際の寿命の目安、買い替えのタイミングについて紹介します。空気清浄機を効果的に使う方法も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
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空気清浄機の法定耐用年数は6年

空気清浄機の法定耐用年数は、6年とされています。法定耐用年数とは税務処理における減価償却期間のことを指し、税法によって具体的に定められています。なお、製品に記載の耐用年数は経済産業省の安全表示に基づいているため、同じ耐用年数でも法定耐用年数が異なる場合があります。
 

実際の寿命は10年ほどが目安とされている

空気清浄機の法定耐用年数は6年ですが、実際の寿命は10年ほどといわれています。10年という目安は、空気清浄機に内蔵されたフィルターの交換サイクルが10年程度といわれているためです。フィルターの寿命は空気清浄機全体の寿命に影響するため、一般的な使用環境では本体寿命も10年ほどとされています。
 
ただし、寿命はあくまで目安です。空気清浄機を長持ちさせるためには、日々のメンテナンスが大切です。フィルターの汚れや掃除の頻度、設置場所の空気の汚れ具合などによっては、10年よりも寿命が短くなる場合があります。
 

長く使用していると運転効率が悪くなる可能性も

空気清浄機をはじめとした電化製品は、長期間継続して使用すると運転効率が徐々に低下し、電力消費が増える傾向にあります。内部の部品が劣化すると動作に必要なエネルギーが多くなり、消費電力が増えてしまいます。そのため、古くなった空気清浄機をそのまま使い続けると、電気代がかさんでしまう可能性があるでしょう。
 
消費電力を抑えるためにも、空気清浄機が古くなったと感じた場合は、故障を待たずに買い替えを検討するのがおすすめです。最新の空気清浄機は省エネ性能が向上しているものも多いため、新しいモデルに買い替えれば電気代を節約できるかもしれません。
 

空気清浄機の買い替えタイミング

ここでは、空気清浄機の買い替え時期を見極めるポイントを紹介します。
 

異臭が発生している

空気清浄機から異臭がする原因として考えられるのは、フィルターの汚れや本体内部に発生したカビです。使用頻度や使用環境に応じて異なりますが、一般的には2週間に1回ほどのフィルター掃除が推奨されています。
 
臭いが改善されない場合、脱臭フィルターの効果が落ちている可能性があるため、フィルターの交換を検討しましょう。フィルターの交換後も異臭が続く場合は、空気清浄機の買い替えが必要かもしれません。
 

吸い込みのパワーが弱まっている

空気清浄機の吸い込みが弱くなり、「部屋のほこりが取れない」「臭いが残る」といった状況であれば、フィルターにほこりがたまっている可能性が考えられます。フィルターを取り外して掃除を行い、症状が改善するか確認しましょう。
 
それでも吸引力が戻らない場合は、空気清浄機が寿命を迎えているかもしれません。効率よく空気を清浄するために、新しい空気清浄機への買い替えを検討することをおすすめします。
 

空気清浄機を効果的に使う方法

空気清浄機は、部屋全体の空気を循環させることで効果を発揮するため、吸気口から部屋全体の空気を取り込める位置に設置するのがポイントです。部屋の隅に置くと空気が滞留し、清浄機能が十分に発揮されません。また、家具の間など吸気口が遮られてしまう場所への設置も避けるほうがよいでしょう。
 
吸気口が本体の後ろにあるタイプは、壁際に置くと空気の取り込みが妨げられてしまいます。また、吸気口が上についているタイプは、窓際でカーテンがかかると効果が減少してしまうため注意が必要です。
 

使い方次第では7年目でもまだ利用できる可能性がある|最新モデルに買い替えたほうが節電になる場合も

空気清浄機を長く使っていると、運転効率が悪くなり消費電力が増加する可能性があります。寿命の目安は10年ほどですが、早めに買い替えれば電気代の節約や空気清浄機の性能アップにつながるかもしれません。
 
フィルターの目詰まりや運転効率の低下がみられる場合は、高い省エネ性能や清浄能力をもつ新しい空気清浄機への買い替えを検討しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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