更新日: 2024.12.02 その他家計

仕事で自炊する余裕がなく毎日「1500円」ほど食費がかかっていますが、一般的にはどのくらいなのでしょうか?自炊以外で“節約”できる方法を知りたいです。

仕事で自炊する余裕がなく毎日「1500円」ほど食費がかかっていますが、一般的にはどのくらいなのでしょうか?自炊以外で“節約”できる方法を知りたいです。
食費を節約するためには自炊することが望ましいと考えられますが、仕事が忙しく帰宅時間が遅くなる人などは、自炊が難しい場合もあるはずです。
 
外食したりお弁当を買ったりすると意外とお金がかかってしまい「一般的な食費より高くなっているのでは?」と不安になることもあるでしょう。
 
本記事では、一般的な食費の平均や、自炊以外の節約方法について詳しくご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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一人暮らしの食費の平均は1日いくら?

総務省統計局の「2023年 家計調査(家計収支編)」によると、単身世帯における1ヶ月の食費の平均は4万2049円となっています。年齢別の内訳は表1の通りです。
 
表1

年齢 食費
34歳以下 3万8666円
35~59歳 4万6498円
60歳以上 4万1078円
65歳以上 4万527円

出典:総務省統計局「2023年 家計調査(家計収支編)単身世帯」を基に筆者作成
 
食費の平均である4万2049円を1ヶ月30日として1日換算すると、約1400円です。今回の事例では「食費が毎日1500円ほどかかる」ということですが、平均より1日100円ほどしか高くないので、それほど気にしなくてもよいでしょう。それでも気になるようであれば、食費やそのほかの生活費を節約するための方法を検討することをおすすめします。
 

毎月の食費を削るには?

「自炊すればもう少し食費をおさえられる可能性はあるが、仕事が忙しくて自炊する余裕がない」という人もいるでしょう。自炊せずに食費を節約する方法をいくつかご紹介します。
 
まず、外食はなるべく控えるようにしましょう。外食だと1食あたりの費用が高くなってしまいがちなので、1日1500円以上かかってしまう可能性もあります。そのため、自炊できない日はお惣菜やレトルト、冷凍食品などを活用する方法がおすすめです。
 
コンビニエンスストアよりスーパーマーケットの方が安く購入できる可能性があるので、できるだけスーパーを利用するようにしましょう。ある程度まとめ買いしておけば買い物へ行く回数を減らせて、無駄な出費をおさえることにもつながります。
 
また、ご飯は自分で炊いて用意するようにし、おかずだけを購入するようにすれば、1回あたりの買い物も安く済ませられます。朝のうちに炊飯器の予約タイマーをセットしてから出勤し、帰宅後すぐに食べられるようにすることで、疲れていても負担を感じにくくなるでしょう。多めに炊いて小分けにして冷凍ストックしておく方法もおすすめです。
 

食費以外で節約する方法

なかなか思うように食費を削れないときは、食費以外の部分で節約する方法も考えてみましょう。特に固定費は節約効果があらわれやすいため、光熱費や通信費などを減らせないか検討してみることをおすすめします。例えば、以下のようなことを心がけるとよいでしょう。

●電力会社を見直す
●エアコンのつけっぱなしをやめる
●お風呂に節水シャワーヘッドを取り付ける
●格安スマホに乗り換える

毎月の収支を把握するために、家計簿アプリなどを利用する方法もおすすめです。「食費を平均以内におさめるためにはあといくら使えるのか」など予算が明確になるため、節約しやすくなるでしょう。
 

一人暮らしの1日あたりの食費の平均は約1400円|自炊なしでも節約はできる

一人暮らしの1ヶ月の食費の平均は4万2049円であるため、1日あたりの平均は約1400円となります。今回の事例では「毎日の食費が1500円ほどかかる」ということなので、1日100円ほど平均より高い計算です。
 
できるだけ食費をおさえたいのであれば、自炊が難しくても外食を減らしてお惣菜や冷凍食品を活用したり、ご飯だけ炊いて冷凍しておいたりすれば節約することは可能でしょう。
 
また、食費以外にも固定費の見直しなどにより生活費を節約できるため、自分にあう方法を考えてみることをおすすめします。
 

出典

e-Stat政府統計の総合窓口 総務省統計局 2023年 家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 第2表 男女,年齢階級別
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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