専業主婦です。スーパーで買い物をするときは、節約のためいつも値引きされた商品を選ぶようにしています。夫から値引き商品も買いすぎれば結局食費がかかると言われたんですが使い切っていれば節約になってますよね?

配信日: 2024.12.13

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専業主婦です。スーパーで買い物をするときは、節約のためいつも値引きされた商品を選ぶようにしています。夫から値引き商品も買いすぎれば結局食費がかかると言われたんですが使い切っていれば節約になってますよね?
「値引き商品だからお得!」と思って買ったものの、冷蔵庫の奥で賞味期限切れ…そんな経験はありませんか?節約のつもりが、気づけば無駄遣いになっていることも。この記事では、値引き商品の選び方や活用法について、具体例を交えながら解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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「値引き商品=節約」とは限らない? その落とし穴とは

値引き商品を買いすぎると、実は節約にならないことがあります。専門家や経験豊富な節約主婦たちは、安さに惑わされず計画的な買い物の重要性を強調しています。
 
値引き商品の落とし穴は、買う予定のなかった商品まで購入してしまうことです。たとえ安くても、使わない食材は結局無駄になります。6年間で1000万円を貯めた節約主婦は、「食材を捨てることはお金を捨てることと同じ」と警鐘を鳴らしています。
 
単に安いというだけで購入するのではなく、普段の単価と比較し、本当に必要な食材かを見極めることが重要です。例えば、鶏胸肉100gあたり48円、豚こま肉100gあたり98円といった自分なりの基準を持つことで、無駄な出費を防げます。
 

値引き商品を賢く活用!無駄遣いを防ぐコツ

では、どうすれば値引き商品を上手に活用できるのでしょうか?
 
賢い買い物のポイントは、事前に買い物リストを作成し、必要な食材だけを購入することです。値引き商品を選ぶ際は、以下の基準が大切です。

● 料理にすぐ使える食材
● 冷凍保存できる食材
● 確実に使い切れる量の食材

 

料理にすぐ使える食材

値引き商品は賞味期限や鮮度に注意が必要な場合が多いです。すぐに調理できる食材を選ぶことで、無駄にするリスクを減らせます。
 
例えば、夕食のメニューを決めてから買い物に行き、必要な材料を値引き商品から探すと効率的です。サラダ用カット野菜や味付け済みの肉など、手間なく調理できるものを選ぶと、時間の節約にもつながります。
 

冷凍保存できる食材

一度に使い切れない場合でも、冷凍保存が可能な食材なら長期的に活用できます。例えば、鶏肉や魚などの生鮮食品は小分けして冷凍することで、次回以降の料理に役立ちます。また、野菜もカットして冷凍しておけば、スープや炒め物に簡単に使えるので便利です。冷凍保存を考える際は、保存可能期間や保存方法を確認することが大切です。
 

確実に使い切れる量の食材

安いからといって大量に購入しても、使い切れなければかえって損になります。購入する際には、家庭で必要な量をしっかり見極めましょう。また、事前にどの料理で使うかを考えておくと、計画的な消費が可能です。
 
値引き商品を賢く活用するためには、これらの基準を意識して選ぶだけでなく、冷蔵庫の中身を定期的に確認し、計画的に消費することが重要です。これにより、節約効果を最大限に引き出しつつ、食品ロスも防げるでしょう。
 
また、値引きされている商品でも、実際にはそれほど安くない場合があります。普段からよく購入する食品の価格帯を把握しておくことで、本当にお得かどうか判断できます。
 
値引き商品を見ると衝動買いしがちですが、その場で「この食材は何日に使うか」「どんな料理に使うか」を考える習慣をつけましょう。
 

夫婦で共有する節約意識と家計管理のポイント

家庭内で節約について話し合う際、大切なのは「お互い納得できるルール」を作ることです。夫婦間で意見が食い違う場合、それぞれの視点からメリット・デメリットを整理してみましょう。
 
例えば、「値引き商品でも使い切れば節約になる」という意見には、「本当に必要なものだけ買う」という条件を付け加えることで合意点が見つかるかもしれません。また、家計簿アプリなどを活用して食費や無駄遣いの傾向を可視化すると、お互い理解しやすくなります。
 
さらに、一緒に献立を考えたり買い物リストを作成したりすることで、パートナーシップも深まります。「どちらか一方だけが頑張る」のではなく、「二人で協力して家計管理する」という姿勢が重要です。
 

まとめ

値引き商品を賢く活用するには、「本当に必要なものだけを買う」「使い切れる量を意識する」「冷凍保存や計画的な消費を取り入れる」といったポイントが大切です。これに加えて、夫婦間で節約意識を共有し、家計管理を協力して行うことで、より効果的に節約生活を進められるでしょう。
 
「節約=我慢」ではありません。必要なものを効率よく手に入れ、無駄を減らすことが節約の真髄です。ぜひこの記事でご紹介したコツを参考に、家計に優しく、無理のない節約ライフを実現してください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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