夫が1万円超の「ウイスキー」を買ってきた!「水割りにすればコスパがいい」と言ってるけど本当? ビールでの晩酌とコスパを比較

配信日: 2024.12.14

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夫が1万円超の「ウイスキー」を買ってきた!「水割りにすればコスパがいい」と言ってるけど本当? ビールでの晩酌とコスパを比較
日本では多種多様なお酒が販売されていますが、そのなかでもウイスキーは高い人気を誇っています。スーパーやコンビニでも手軽に購入できるため、晩酌で楽しむ人も多いです。
 
ウイスキーには1万円超えの商品もありますが、水割りやソーダ割りにするとビールと比較してコスパがいいと考える人もいるかもしれません。
 
本記事では、ウイスキーがビールと比べてコスパがいいかについて計算するので、気になる人は参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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1万円超えのウイスキーを水割りやソーダ割りにするとコスパがいい?

ウイスキーは水割り、ソーダ割り(ハイボール)、ストレートなど、好みに合わせたいろいろな飲み方があります。飲み方によって違った風味が楽しめますが、ウイスキーと割り材の基本的な割合はさまざまです。
 
ウイスキーを割材で割って楽しむ際にはビールと比較してコスパがいいともいわれていますが、ビール1缶350ミリリットルに合わせて考えるとどれくらいになるのでしょうか。
 
今回はサントリーウイスキー「グレンフィディック15年ソレラリザーブ700ミリリットル(税込1万296円)」を水割り・ソーダ割りにしたときと、サントリービール「ザ・プレミアム・モルツ(1缶350ミリリットル 262円)」で金額の比較をおこないます。
 
また、水割りとソーダ割りの、ウイスキーと割り材の比率については、サントリーの公式ホームページで紹介されているものを使用しています。

●水割り ウイスキー1:天然水2.5
●ソーダ割(ハイボール) ウイスキー1:ソーダ4

この比率で350ミリリットルの分量を作ろうとすると、以下のとおりです。

●水割り ウイスキー100ミリリットル:天然水250ミリリットル
●ソーダ割(ハイボール) ウイスキー70ミリリットル:ソーダ280ミリリットル

グレンフィディック15年ソレラリザーブ700ミリリットルで考えると、1杯当たりの価格は水割り100ミリリットル=約1471円、ソーダ割り(ハイボール)70ミリリットル=約1030円になります。
 
ビールと比較してもかなり高い金額になるため、1万円超えのウイスキーではビールと比較してコスパがいいとはいえません。ただし、1万円を超えるウイスキーはどちらかというとコスパを気にするものではなく、嗜好(しこう)品として味と香りを楽しむことが目的でしょう。
 

リーズナブルなウイスキーではビールよりコスパがよくなる?

1万円超えのウイスキーではビールと比較してコスパがよくありませんが、もっとリーズナブルなウイスキーではコスパはよくなるのでしょうか。
 
サントリー「トリス〈クラシック〉700ミリリットル(税込1089円)」の場合、1杯当たりの金額はビールよりもコスパがよくなります。
 
トリスを先ほどの水割りとソーダ割の割合で計算すると、水割り100ミリリットル=156円、ソーダ割り(ハイボール)70ミリリットル、=109円です。このようにリーズナブルなウイスキーでは、ビールと比較してコスパがいいといえます。
 
ウイスキーは、1本を1度に全部を飲み切るのではなく、複数回に分けて楽しむのが一般的です。コスパだけを考えるならウイスキーはいいといえますが、そもそもの販売価格により変わってきます。
 
今回はサントリーのウイスキーを例に比較しましたが、さまざまなウイスキーがいろいろなメーカーから販売されています。
ウイスキーは、それぞれで違った味と香りがあり、いろいろと試してみることも楽しみ方の1つです。
 

まとめ

ウイスキーは、1本を複数回に分けて飲むことが多く、水割りやソーダ割り(ハイボール)にすると比較的コスパはいいといえます。ただし、1万円を超えているウイスキーは1ミリリットルあたりの価格も高いので、1杯当たりの価格をビールより抑えることは難しいです。
 
コスパを考えてウイスキーを購入する場合、リーズナブルなウイスキーを試してみましょう。
 

出典

SUNTORY グレンフィディック15年 ソレラリザーブ
SUNTORY 【送料無料】ザ・プレミアム・モルツ350ml×24缶
SUNTORY トリス〈クラシック〉700ml
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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