うちの高校では「学習用タブレット」が実費負担になるそうです。なるべく安く買おうとしたら、どのようなものを買うべきでしょうか?

配信日: 2024.12.18

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うちの高校では「学習用タブレット」が実費負担になるそうです。なるべく安く買おうとしたら、どのようなものを買うべきでしょうか?
近年、学校教育の現場でもICT(情報通信技術)によるデジタル化が推進されています。そこで、多くの教育現場で採用されているのが「タブレット端末」です。
 
デジタル教科書やレポートの提出など、さまざまなシーンで活用されている学習用タブレットですが、自費で購入しなければならない自治体が増えているようです。
 
今回は、学習用タブレットを実費負担となる場合を想定し、どの程度のスペックのタブレットを購入すべきかを詳しくご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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学習用タブレットの購入費は保護者が負担すべき?

義務教育の小中学校とは異なり、高校では教科書のような教材費は個人が負担するのが原則です。そのため近年は、全国的に多くの自治体において、学習用タブレットの購入費用を原則保護者負担としているようです。
 
しかし、同じ都道府県内でも、自治体が異なると公費で負担しているケースもあるようです。お子さんが進学予定の高校の自治体におけるルールを事前に確認しておきましょう。
 

学習用タブレットはどのようなタイプがおすすめ?

タブレットとひとことでいっても、どのような用途で使用するかによって購入すべきアイテムは大きく異なります。
 
高校の学習用タブレットとして使用する場合は、オンライン授業や動画視聴はもちろん、レポート作成やプログラミングなどにも使用するでしょう。
 
多目的で使用することを想定すると、「高画質」「高音質」「高処理」「キーボードつき」などのポイントを押さえたアイテム選びが必要です。
 
根強い人気を集めるApple社のiPadの場合、操作性がよい、アプリの種類が豊富、処理速度が速い、そしてセキュリティに強いというメリットがあります。デメリットとしては価格帯が高めであることやカスタマイズ性の低さが挙げられます。
 
一方、価格が安いため多くの学校現場で採用されているAndroid製のタブレットの場合は、カスタマイズ性が高く、Googleのサービスと連携しやすいという利点があります。しかし、アプリの質に大きくばらつきがあるようで、操作がやや複雑な点がデメリットです。
 

学習用タブレットの相場

学習用タブレットで必要なスペックや機能を備えたアイテムを購入する場合、5万円から10万円程度が相場です。
 
Apple社のiPadの場合、iPadで5万8800円から、iPad Airで9万8800円から、そしてハイスペックなiPad Proで16万8800円から購入できます。
 
Android製のタブレットの場合、さまざまなメーカーが製品をリリースしているため、価格やスペックに大きな差が生じています。安いものでは2万円台から、高いものでは10万円以上するものまで存在するため、必要な機能が搭載されているのかを事前に確認したうえで購入する必要があります。
 
学校から特定の端末を購入するように指定されるケースもあるでしょう。どの程度のスペックが必要なのかをヒアリングしたうえで、予算に合わせたアイテムを選んでください。
 

故障したときに備えて補償サービスも検討しましょう

学習用タブレットは、決して安くありません。そのため、なるべく大切に長い期間使用し続けてほしいものですが、画面が割れてしまったり、キーボードが故障してしまったりと、さまざまな理由から使えなくなってしまうケースもあるでしょう。
 
そのような事態に備えるためにも、タブレットを購入する際に補償サービスへの加入を検討するとよいでしょう。月々定額の料金を支払うサービスもあれば、購入時に一括払いをするサービスも存在します。
 
さらに、購入するメーカーや販売店によっては、無料の補償期間が設けられているケースもあるでしょう。事前に補償内容を確認したうえで購入してください。
 

予算に合わせて必要なスペックのタブレットを購入しましょう

学習用タブレットは、自治体によって公費負担されるケースもあれば、保護者が自費負担しなければならないケースもあるようです。お子さんが通う予定の高校はタブレットの購入が必要なのかを確認したうえで、予算に合わせた最適なタブレットを購入していきましょう。
 

出典

Apple iPad
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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