現在共働きで2人の子どもがいます。子育てに専念するために仕事をやめようか悩んでいますが、夫の年収「400万円」だけでも生活できるでしょうか?
配信日: 2025.01.10
しかし、専業主婦になると子どもとの時間を確保できる一方で、収入が減るため生活に影響が出ないか試算する必要があるでしょう。今回は、4人家族の平均支出や教育費、専業主婦になるメリットなどについてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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4人家族の平均支出はどれくらい?
総務省統計局が公表している「家計調査 家計収支編」の二人以上の世帯のデータによると、令和5年時点で世帯主が60歳未満の勤労者世帯かつ4人世帯の平均支出は消費支出が月32万8074円、非消費支出が月12万7232円の合計月45万5306円でした。
もし1ヶ月の平均支出を1年間続けたとすると、546万円ほどの出費になります。年収400万円だけでは足りない可能性があるでしょう。
また、消費支出の内訳は以下の通りです。
●食料:8万8977円
●住居:1万3536円
●光熱、水道:2万4159円
●家具、家事用品:1万2649円
●被服及び履物:1万3255円
●保健医療:1万2542円
●交通、通信:4万8679円
●教育:3万1556円
●教養娯楽:3万4041円
●その他の消費支出:4万8680円
食費やそのほかの消費支出を除くと、教養娯楽や教育といった子どもの教育や経験にかかわる費用の項目が高くなっています。また、遠くの学校へ通う場合は、交通費も高くなるでしょう。年収400万円のみで生活をしたいときは、子どもの教育費も考慮する必要があります。