「まだまだ入るから!」と夫は洗濯物を詰め込みます…量が多いと汚れ落ちが悪くなるのではないでしょうか?
配信日: 2025.01.19
本記事では、洗濯の回数を1日1回にした場合と1日2回にした場合のコストの差を確認するとともに、洗濯にかかるコストをおさえる方法についてもご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎるとどうなる?
メーカーによっては、洗濯1回当たりの洗濯物の量の目安を定めている場合もあるようです。例えば、縦型洗濯機だと洗濯物を入れたときの高さがバランサーの線より下になるようにすることが推奨されている場合もあります。
洗濯物を詰め込みすぎてしまうと、洗濯機内でもみ洗いやたたき洗いをするためのスペースが確保できず、洗浄力が落ちてしまう可能性があります。洗浄力が落ちることで汚れが残り、そこから雑菌が繁殖して嫌なにおいが発生することも考えられるでしょう。また、洗濯槽に余分な負担がかかり、洗濯機の寿命を縮めてしまうおそれもあります。
洗濯物が絡みやすくなったり引っ掛かりやすくなったりして、洗濯物へのダメージも大きくなる可能性があるため、容量以上に詰め込むことは避けた方がよいでしょう。
洗濯の回数が1日1回の場合と1日2回の場合のコストはそれぞれいくらくらい?
洗濯物を詰め込みすぎるのをやめて洗濯の回数を増やした場合、コストにどのくらい差が出るのかを確認してみましょう。
今回は、洗濯容量12キログラムのドラム式洗濯乾燥機を例に挙げてご紹介します。この洗濯機の1回当たりの水道代は約20.2円、電気代は約2.0円ということなので、合計すると1回の洗濯に約22円のコストがかかります。洗濯の回数を1日2回にした場合、1日当たりのコストは約44円です。
1ヶ月(30日)に換算すると、1日1回の場合は約660円、1日2回の場合は約1320円となります。
洗濯にかかるコストをおさえる方法
洗濯の回数を増やすと電気代や水道代が高くなるため、1日2回にしてもなるべくコストをおさえられる方法をチェックしておきましょう。
例えば、汚れがひどい洗濯物がない場合は、お急ぎコースを活用するとよいかもしれません。洗濯機の運転時間が短くなる分、コストをおさえられます。また、乾燥まで行う場合は、洗濯物を十分に脱水させてから乾燥機にかけるようにし、消費電力をおさえる方法がおすすめです。さらに、乾燥効率をよくするために、フィルターはこまめに掃除しましょう。
また、電力会社や契約プランを見直してみることもひとつの方法です。夜間に電気代が安くなるプランを選び、2回のうち1回の洗濯を夜間に済ませるようにすれば、節約につながります。電力会社や契約プランを見直すことで、ほかの家電の電気代もおさえられる可能性があります。
洗濯物を詰め込みすぎると洗浄力が落ちたり洗濯物が絡みやすくなったりするので注意が必要
洗濯の回数を減らして電気代や水道代を節約するために、洗濯物を洗濯機に詰め込んでしまうこともあるかもしれません。洗濯を1日1回にした場合は1ヶ月に約660円、1日2回だと約1320円のコストがかかる例もあるので、できれば1日1回で済ませたいところでしょう。
しかし、洗濯物を詰め込みすぎると洗浄力が落ちて雑菌や嫌なにおいが発生する原因になったり、洗濯物が絡みやすくなったりする可能性があるため、メーカーが推奨している適正量を守ることが大切です。
1日2回の洗濯でもなるべくコストをおさえられるように、お急ぎコースを活用したり、電気の契約プランを見直したりする方法を検討してみるとよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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