一人暮らしを始めてから半年間「トイレの電気をつけっぱなし」にしています。電気代をいくら無駄にしていますか?
配信日: 2025.01.24
そこで本記事では、トイレの電気をつけっぱなしにした際の電気代を計算します。また、消し忘れの対策も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
トイレの電気をつけっぱなしにしたときの電気代
まずは、トイレの電気をつけっぱなしにしたときの電気代を計算しましょう。電気代の目安単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している「1キロワットアワーあたり31円(税込み)」を採用します。
LED電球の消費電力が4.4ワットの場合、1時間の電気代は約0.14円。24時間つけっぱなしにすると「約0.14円×24時間=約3.36円」となり、1日あたり約3.4円の電気代が発生します。
さらに、1ヶ月つけっぱなしにすると「約3.4円×31日」で約105.4円、半年間続けると「約105.4円×6ヶ月」で632.4円と約630円の電気代がかかります。
1日あたりの電気代で見ると、「大したことない」と感じてしまうかもしれません。しかし、半年間つけっぱなしにすると電気代は約630円です。1年続けてしまうと約1260円も電気代を無駄にしていることになります。
電気のつけっぱなしを防ぐ対策とは
電気のつけっぱなしを防ぐには、いくつか方法があります。
アナログな方法では、ドアなどの目につくところに「電気を消す」といったメモを張ることです。トイレを出る前に視界に入れば「電気を消さないと」と気づき、アクションを起こせるでしょう。ただし、見慣れてくるとメモの効果が薄れる可能性もあります。
デジタルな方法は、センサー付きの照明を使うことです。センサー付きの照明とは、人の動きを感知して電気がついたり消えたりするものなので、「消し忘れる」といったことがなくなります。
センサー付き照明の中には電球にセンサーを搭載したものがあり、後付けで利用することもできます。センサーが付いた電球と交換するだけなので、さほど難しくないでしょう。
なお、センサー付きの電球に交換する際には、事前に次の項目をチェックしてください。
●感知範囲
●口金のサイズ
●ソケットの向き
●明るさと電球の色
口金のサイズやソケットの向きは、トイレの照明器具に合うかを確認します。なお、標準的なトイレは40ワット相当、60ワット相当の明るさがあれば十分といわれています。電球の色には、電球色や昼白色があるので、好みの色を選びましょう。
また、電気のつけっぱなしは、環境問題にも影響するようです。電気代の節約だけでなく、温暖化の対策などにもつながるため、ぜひできることから工夫してみてください。
トイレの電気をつけっぱなしにすると、1ヶ月で約105円、半年間で約630円の電気代がかかる可能性がある。節約したいなら、センサー付きにするなどの工夫を
トイレの電気を1ヶ月つけっぱなしにすると約105円の電気代がかかるケースがあります。また、半年間つけっぱなしにすると約630円、1年続けると約1260円もの電気代がかかってしまうこともあるでしょう。
トイレに限らず電気のつけっぱなしは電気代がもったいないですし、環境問題の面からもあまり好ましくありません。
つけっぱなしを防ぐには、ドアなどにメモを張ったり、センサー付きの照明を使ったりする対策が考えられます。特に、センサー付き照明は、人の動きに反応して自動で電気のオンオフができるので、「うっかり消し忘れた」ということを防げるでしょう。
1日あたりの電気代は少額でも、積み重なれば大きな金額になります。まめに電気を消せるよう心がけて、できることから取り組んでみましょう。
出典
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー