家電量販店の「ポイント還元10%」と「現金値引き8%」はどっちがお得?比較してみた

配信日: 2025.01.30

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家電量販店の「ポイント還元10%」と「現金値引き8%」はどっちがお得?比較してみた
家電量販店でポイント還元と現金値引き、どちらを選べばお得なのか迷う方もいるでしょう。一見すると、還元率や割引率だけで簡単に答えが出そうですが、実際にはポイントの有効期限や利用範囲など考慮すべき要素もあります。
 
この記事では「ポイント還元10%」と「現金値引き8%」を具体的に比較し、それぞれのメリットと注意点を詳しく解説します。どちらが自分にとってお得なのか判断できるようになるためのヒントをお届けするので、ぜひ参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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「ポイント還元10%」と「現金値引き8%」を比較

「ポイント還元10%」の店で1万円の買い物をした場合、1万円の10%分である1000円分のポイントが還元されます。還元されたポイントは、次に購入する商品に使うことが一般的なため、使うなら2回の買い物が必要です。
 
2回目に1000円分の買い物をしてポイントで支払うと、実質0円で購入できることになります。1回目と2回目の出費を合わせると本来なら1万1000円ですが、ポイントを使用することで1万円の出費となるためお得に購入可能です。計算してみると、実際の割引率は約9.1%となります。
 
一方で「現金値引き8%」の場合は、購入した金額から8%割引されるということなので、この場合は「ポイント還元10%」の方がお得です。
 

「現金値引き10%」の場合

「現金値引き8%」よりも「ポイント還元10%」の方がお得なことが分かりましたが、「現金値引き10%」の場合はどうなるのか見ていきましょう。「現金値引き10%」だと1万円の買い物をした際に、その場で1000円値引きされることになります。
 
そのため、支払う額は9000円で、割引率は10%です。このことから、実際はポイント還元よりも、現金値引きの方がお得なことが分かるでしょう。
 

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ポイント還元の注意点

ポイント還元でためたポイントは同じグループの店でしか使えず、ポイントを使用して買い物をした場合は還元されないうえに、ためたポイントが失われます。さらに、ポイントの利用には有効期限がある場合がほとんどで、期限を過ぎるとためたポイントが消滅してしまいます。
 
家電量販店で買い物する機会が少ない方は、ポイントを使い忘れると期限が切れてしまうため注意が必要です。一方で現金値引きの場合は、その場で値引きされるため期限や店舗を気にする必要もありません。
 
ただし、現金値引きはクレジットカードやバーコード決済などの支払いに、対応していない場合もあります。各店舗が提携しているクレジットカードなら値引きされる可能性があるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
 

ポイント還元をお得に利用する方法

ポイント還元は使い方によってはお得ではない場合もありますが、ほとんどの店舗が採用しているサービスのため、上手く利用していく必要があります。有効期限がある場合は忘れないようにポイントを使用して、消滅するのを防ぎましょう。
 
また、店舗によっては交通系のサービスポイントと提携している場合があるため、普段から公共交通機関を利用する方はポイントをチャージして無駄なく利用することも可能です。店舗経由で交通系カードにチャージすると、還元率がアップする場合もあります。
 
ポイント還元をお得に利用したいなら、普段から利用する飛行機や公共交通機関のカードと連帯可能か確認してみてください。
 

「ポイント還元10%」と「現金値引き8%」はポイント還元の方がお得だが、注意点もある

「ポイント還元10%」と「現金値引き8%」を比較した場合、割引率が高いのは「ポイント還元10%」の方です。ただし、現金値引きが同じ10%となると、ポイント還元の割引率の方が低くなります。
 
ポイント還元によりためたポイントは、同じグループの店舗でしか使えず、期限が切れるとポイントが消滅してしまうため注意が必要です。そのため、ポイントが付くからといって、買い物をし過ぎるのは避けた方がよい可能性もあります。
 
現金値引きはその場で値引きされるため、いつでも割引されてお得です。ただし、キャッシュレス決済に値引きが対応していない場合も多いため、事前に確認してみてください。
 
ポイント還元の店しか周囲にない場合は、ぜひこの記事でご紹介したお得に利用する方法を参考にして、無駄のない買い物をしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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