更新日: 2021.02.16 家計

家計の見直しは季節の変わり目がチャンス? 春から始めるお金の支度

家計の見直しは季節の変わり目がチャンス? 春から始めるお金の支度
1月は家計簿をつけ始めるなど、家計を見直す機運が高まるものですが、見直しの効果が高いのは年度替わりの3月~4月ではないかと筆者は考えます。
 
なぜならこの季節は、進路や役職などの変化に伴い家計の収支も変わる時期だからです。この機会に貯蓄や保障額など適正な金額に見直しましょう。
 
波多間純子

執筆者:

執筆者:波多間純子(はだまじゅんこ)

㈱bloom代表。ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)),キャリアコンサルタント
 
お金の知恵YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCE7VmjQGoMF13CboNch2KNA

「お金しだい」の人生から「自分しだい」の人生への選択をサポート。家計相談28年、相談件数4,000件超。家計相談と合わせて、その方の才能や適職を診断し潜在能力を高める「咲かせようじぶん資産」をテーマに個人セッションとワークショップを開催。
 
http://bloomfp.com/
お金の知恵YouTube

波多間純子

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執筆者:波多間純子(はだまじゅんこ)

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環境が変わる時が貯蓄見直しのチャンス

まずは貯蓄です。積立貯金に挑戦してみませんか?
 
積立貯金のコツは「少額でもとにかく始めること」です。そこで、もし4月に給料の金額が増えたらその半分でも良いので(それが1000円単位でも)、積立貯金を始めましょう。
 
よく、どの金融商品が良いですかと聞かれますが、筆者は「引き出しにくい商品」とお答えしています。金利はいくら、どこの商品がお得と比較して、積立貯金の開始を先延ばしするのではなく、少額でもとにかく積み立てを始めるほうが結果的にお金は貯まっていくのではないでしょうか。
 
一方、収入が減った方は、毎月の積立額を下げることも検討しましょう。というのも、毎月恒常的に赤字になると、ボーナスで埋める、定期預金の貯蓄を取り崩してしまうなどして、家計のバランスが崩れます。バランスが崩れると、いくら使っていて、いくら不足しているのか、という数字が把握できなくなります。何より精神的に不安が増してしまうでしょう。
 
貯蓄ができない状態なら、毎月の収支が黒字か、せめてマイナスにならない額に収まるよう予算の見直しをしましょう。
 

会社の天引制度を活用しよう

積立金額にゆとりがある方で会社員の場合は、会社の天引制度を優先的に検討をしましょう。
 
天引制度の代表的なものは財形制度です。使途が自由な一般財形貯蓄、元利合計額550万円までの利息が非課税の財形住宅貯蓄、財形年金貯蓄と、貯蓄目的別に3種類あります。始めやすくて解約しづらい財形制度は、新入社員の方に特におすすめです。
 
さらに、会社の労働組合や共済などで加入できる年金型の積み立てがあればこちらも注目です。昨今の低金利下で相対的に利回りが高く、年金型にしては途中引き出しの条件がゆるい傾向にあることから、積極的に利用したいところです。
 
こうした天引制度は、4月や11月など加入ができる期間が限られている場合があります。タイミングを逸さないようにご注意ください。
 

投資タイプの積み立ては低コストや非課税になるものを優先する

さらにゆとりがあれば、投資信託などの投資タイプの金融商品を検討しましょう。
 
投資信託をお得に積み立てたいという場合、「つみたてNISA」を利用すれば、収益に対して非課税の恩恵が受けられます。つみたてNISAは、毎年40万円までの売却益等を20年間非課税にできます。
 

家計の見直しで積立貯蓄の原資を作る

2021年、家計の支出を見直すにあたり本命となるのは通信費かもしれません。携帯電話は競争激化の背景から、料金プランや格安SIMなどの新サービスがめじろ押しです。従来のプランを変更したり、他社に乗り換えたりすることを検討したいところです。
 
ほかに、ポイントカードやクレジットカードは思い切って枚数を整理しましょう。集約することで管理がしやすくなり、ポイントの有効期限切れなども防げます。
 
また、ポイントを貯めたり使ったりすることを意識すると、買い物をする場所を自然と絞ることとになり、さらにポイントを貯めやすくなるかもしれません。
 
こうした家計の棚卸しは、一度行うと効果が長く続くので、春休みや休日を利用して一気にやってしまうと良いのではないでしょうか。
 

必要保障額の見直しも

子どもの卒業や進学をきっかけに、保険の必要保障額も見直せるのではないでしょうか。
 
手元の貯蓄が増えていれば、親の死亡保障額は下げられるかもしれません。逆に将来の教育費が予想以上にかさみそうな場合は、保障額を据え置いたり増額したりすることも必要になります。一度加入するとそのままになりがちな保障ですが、定期的にメンテナンスをすることで無駄が省けたり、不安が解消できたりします。
 
執筆者:波多間純子
㈱bloom代表。ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)),キャリアコンサルタント
 

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