更新日: 2022.01.21 年収
東京都在住の人の平均年収はどれくらい?
![東京都在住の人の平均年収はどれくらい?](https://financial-field.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/shutterstock_1997428475-800x534.jpg.webp)
平均年収を知ることで、個人年収や世帯年収が世間一般と比べて多いのか少ないのか判断がしやすくなり、将来へ向けた貯蓄計画も立てやすくなります。
ここでは、東京都の個人と世帯の平均年収や年齢別平均年収などについて解説します。
![FINANCIAL FIELD編集部](https://financial-field.com/wp/wp-content/uploads/2017/11/39h8jtBb_400x400-e1498208749762.jpg.webp)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
東京の個人・世帯の平均年収
厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、2020年の東京で働く人の平均年収は595万2400円でした。
※平均年収は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で算出
神奈川や大阪府など主な地域と比べても、東京都の平均年収が最も高いです。
また、東京都の「『都民のくらしむき』東京都生計分析調査報告(年報)令和2年」によると、東京都の勤労者世帯の1ヶ月あたりの月収は70万1538円で、月収から年収を計算すると841万8456円です。
厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況」によると、日本の平均世帯年収は552万3000円で、中央値は437万円です。個人・世帯、どちらの年収も東京は非常に高いことが分かります。
男女・年齢別平均年収や主な地域別平均年収について見ていきましょう。
男女・年齢別平均年収
厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、2020年の東京都の男女・年齢別平均年収は、図表1のとおりです。
【図表1】
年齢 | 男女計 | 男 | 女 |
---|---|---|---|
〜19歳 | 237万600円 | 232万3400円 | 244万4300円 |
20〜24歳 | 325万3000円 | 333万9800円 | 316万2100円 |
25〜29歳 | 426万2800円 | 442万5300円 | 405万2600円 |
30〜34歳 | 514万900円 | 547万1500円 | 455万500円 |
35〜39歳 | 598万5200円 | 652万5500円 | 495万8900円 |
40〜44歳 | 662万3700円 | 716万3500円 | 530万4900円 |
45〜49歳 | 699万8700円 | 772万3800円 | 540万3200円 |
50〜54歳 | 748万8500円 | 848万7700円 | 533万9700円 |
55〜59歳 | 765万4300円 | 862万2300円 | 540万7800円 |
60〜64歳 | 545万4700円 | 589万円 | 408万7700円 |
65〜69歳 | 433万2300円 | 460万6600円 | 345万8400円 |
70歳〜 | 327万4000円 | 331万3300円 | 311万7600円 |
※平均年収は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で算出
男女ともに「50〜54歳」の平均年収が最も高く、「〜19歳」の平均年収が最も低いです。
主な地域別平均年収
主な地域の平均年収は、図表2のとおりです。
【図表2】
地域 | 平均年収(男女) |
---|---|
東京都 | 595万2400円 |
千葉県 | 466万5600円 |
神奈川県 | 536万9700円 |
愛知県 | 513万3800円 |
大阪府 | 504万240円 |
福岡県 | 443万5600円 |
※平均年収は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で算出
上記のとおり、主要地域の平均年収を比べてみると、東京都の平均年収が最も高いです。
【PR】おすすめの住宅ローン
【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。
日本の給与所得者の平均年収
国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者の平均年収は433万1000円でした。ここ数年の平均年収の推移は図表3のとおりです。
【図表3】
年 | 平均年収 |
---|---|
2020年 | 433万1000円 |
2019年 | 436万4000円 |
2018年 | 440万7000円 |
2017年 | 432万2000円 |
2016年 | 421万6000円 |
2015年 | 420万4000円 |
※国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」より
420万〜440万円前後で推移しており、2018年からは減少傾向です。
東京の平均年収は個人・世帯どちらも全国平均より高い
調査元は異なりますが、東京の平均年収は個人が595万2400円で、全国の平均年収が433万1000円です。また、東京の平均世帯年収(勤労者世帯)は841万8456円で、日本の平均世帯年収は552万3000円(中央値437万円)です。
東京の平均年収は個人・世帯どちらも全国平均より高い水準となります。ぜひ、自身の年収とも比較してみてください。
出典
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
東京都の「「都民のくらしむき」東京都生計分析調査報告(年報)令和2年」
厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部