更新日: 2022.02.28 年収

「国産自動車メーカー」と「外資系自動車メーカー」社員の収入はどのくらい違う?

「国産自動車メーカー」と「外資系自動車メーカー」社員の収入はどのくらい違う?
日本のものづくりの最先端を行く「自動車メーカー」の仕事内容は、どのようなものがあるのでしょうか。本記事では、自動車メーカーとはどんな職種なのか、社員の年収について紹介します。
 
国産自動車メーカーと、外資系自動車メーカーで働く社員の年収を紹介しますので、就職を希望している人は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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「自動車メーカー」とは

自動車メーカーとは、自動車を開発し、生産を行う会社のことを言います。私たちが日常で使用する軽自動車やセダンなどの乗用車から、バスやトラックなどの商用車まで、多くの開発・生産を行っています。
 
自動車メーカーの仕事は、大きく分けると商品企画・研究・開発・生産の4種類があります。営業からデザイナー、エンジニア、企画担当者など、さまざまな職種の人たちが集まって、チームプレイで働いています。
 
新卒採用では、主に「事務系」と「技術系」の2区分で実施されます。
 
国産自動車メーカーは多くの企業がありますが、トヨタ自動車や日産自動車、三菱自動車など、どの会社も耳にしたことがあるのではないでしょうか。
 
それぞれの企業によって、得意とする技術分野や事業理念は異なるため、どの会社が自分に向いているのかをしっかりと見極めることが大切です。
 

自動車メーカーのやりがい

自動車メーカーの一番のやりがいは、「日本のものづくり」に大きな貢献をしていることでしょう。日本の代表的なものづくりは、自動車産業以外にもありますが、そのなかでも最先端に関われることは大きなやりがいだと言えます。
 
ただし、新しい自動車を1から作ることは、ものすごく難しいことであり、すべてがうまくいく訳ではありません。1つのプロジェクトに、多くの人が関わるため、成果が思うように出ないと大変だと感じるでしょう。
 
大きなやりがいがある反面、それだけ大変な仕事に関わる覚悟が必要です。
 

国産と外資系の自動車メーカーの年収はどれくらい?

自動車メーカーは、主に国産と外資系の2種類がありますが、それぞれの年収はいくらくらいなのでしょうか。日本のものづくりの最先端に関われる仕事のため、憧れを抱いている人も多いでしょう。
 
一般的なサラリーマンと比べると、年収は同じくらいなのか高いのか、就職を検討している人にとって、年収も大きな判断材料の1つです。
 

国産自動車メーカーの年収

大手国産自動車メーカーの平均年収は、下記を参考にしてください。

●トヨタ自動車:858万円
●日産自動車:797万円
●いすゞ自動車:759万円
●スズキ:665万円
●三菱自動車:652万円

大手国産自動車メーカー5社の平均年収を見ると、三菱自動車の652万円が一番低く、トヨタ自動車の858万円が一番多いことがわかりました。
 
ただし、国産自動車メーカーは、年齢や役職・勤続年数・職種によって年収が大きく変わるため、若いうちから高収入だとは限りません。また、自動車メーカーは景気の波に左右されやすく、景気が悪くなれば平均年収も大きく下がる可能性があるでしょう。
 

外資系自動車メーカー

次に、外資系自動車メーカーの平均年収を見ていきましょう。

●テスラ:1050万円
●GM:930万円
●フォード:980万円

外資系自動車メーカーの平均年収は、GMが930万円、テスラが1050万円と、国産自動車メーカーと比べると年収が高いことがわかりました。
 

外資系自動車メーカーのほうが国産自動車メーカーよりも年収は高め

今回紹介した国産自動車メーカーのなかで、一番年収が高い企業は、トヨタ自動車の860万円。外資系自動車メーカーは、テスラの1050万円が一番高く、2つの企業を比べると外資系自動車メーカーのほうが、国産自動車メーカーよりも190万円年収が高いです。
 
「日本のものづくり」に大きく貢献できる自動車メーカーは、それぞれの企業によって企業理念や得意とする技術分野が異なります。自動車メーカーの就職を検討している人は、年収とあわせて多くの情報を確認して、自分に合った企業を選びましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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