更新日: 2022.03.07 年収

サラリーマンは年収いくら以上に慣れば余裕のある生活を送れる?

サラリーマンは年収いくら以上に慣れば余裕のある生活を送れる?
安定した生活を送るにはある程度のお金が必要です。しかしいくら位稼げば余裕のある生活を送れるのかというと、漠然としていて分からないという人が多いです。
 
日本の平均年収は約436万円ですが、ではサラリーマンの場合、年収がいくら位になれば余裕をもって生活ができるのかをいくつか年収別に分けて詳しく見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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サラリーマンで年収600万円の場合、地方ならある程度余裕のある生活が可能

日本の平均年収は約436万円ですが、ピーク時の平均年収を見てみると50歳時の約535万円となっています。そしてサラリーマンのほとんどがこの額を超えることなく、サラリーマン生活を終えます。
 
そのため年収600万円以上になれば、一般平均よりも多く稼いでいるということになり、少しは余裕のある生活を送れるということです。年収が600万円の場合、税金や保険料を引かれて手取りは約470万円です。
 
しかも夏と冬のボーナスそれぞれ給料2ヶ月分をもらったと考えると、月の手取りは約30万円となります。たしかに独身のサラリーマンで月30万円の手取りがあれば、ある程度余裕のある生活を送ることができます。
 
また結婚をしていて子どもがいても、地方でなら一軒家を購入し、子育てをしながらも余裕のある生活を送ることが可能です。しかし子どもが複数人いたり、子供の教育費にお金をかけたい場合はやりくりが必要になるため、必ずしも余裕のある生活を送れるとは限りません。
 
また趣味や旅行等自由にできるかというと、これも微妙です。ある程度ぜいたくはできますが、お金を気にせず思いっきり楽しめるかというとそれほどでもありません。
 
さらに地方ならある程度の大きさの一軒家を購入できますが、東京等の大都市となると年収600万円ではそこそこの家が精いっぱいです。
 
つまり年収600万円だと、地方でならある程度余裕のある暮らしをすることは可能ですが、東京だとお金の心配をせず、余裕をもって生活を楽しむというのは少し難しいかもしれません。そのため都市部で結婚し家庭を持ち、子育てをしつつ趣味や旅行も楽しむとなると年収1000万円は欲しいところです。
 

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サラリーマンで年収1000万円の場合、都市部でもある程度余裕のある生活が可能

サラリーマンで年収1000万円の場合、税金や保険料を引かれて手取りは約722万円となります。しかも夏と冬のボーナスそれぞれ給料2ヶ月分をもらったと考えると、月の手取りは約45万円です。そのため地方であれば結婚して、家庭があり子どもがいてもかなり余裕のある生活を送ることができます。
 
しかし月45万円だと、東京等の大都市ではもちろんある程度余裕のある生活は送れますが、ものすごくぜいたくができるかというと疑問です。
 
もちろん日々の日用品や食費等はそれほど気にすることはないでしょうが、結婚していて子どもがいて教育費がかかるとなると、そこまで自分の趣味にお金をかけられなくなりますし、旅行もお金を気にせず年に数回行うというのも難しいです。
 
さらに老後の資金や、子どもが大きくなった時の学費等も準備しておかなければならないため、貯金も必要となると多少生活が地味になることもあります。
 
そのため都市部で日々の日用品や食費を心配せず、自分の趣味に自由にお金をかけられ、さらに旅行も年に数回行けて、なおかつ子供の教育費や老後の資金の貯金もできる余裕のある生活を送るとなると、年収は1500万円は欲しいところです。
 

サラリーマンで年収1500万円の場合、地方でも都市部でもかなり余裕のある生活が可能

サラリーマンで年収1500万円の場合、税金や保険料を引かれて手取りは約1000万円となります。そして夏と冬のボーナスそれぞれ給料2ヶ月分をもらったと考えると、月の手取りは大体60~70万円です。
 
月に60万円以上の手取りがあれば、賃貸なら家賃は20万円程使えますし、食費も月に10万円使えます。また水道や光熱費、通信費に5万円、保険料と教育費にも同じように5万円ずつ使え、まだ15万円程残るため、自分のお小遣いや貯金等に回す事ができます。
 
そしてその余ったお金を数か月分貯めておけば、旅行もかなり奮発して楽しめます。もちろん余ったお金を家賃や食費に上乗せして、より豊かな生活を送るという事もできますし、さらに年収1500万円で独身なら教育費も必要ないため、より自由に使えるお金が増え、生活レベルを上げる事が可能です。
 
このようにサラリーマンで年収1500万円以上あれば、東京でもかなり余裕のある生活を送れます。もちろん地方ならさらに大きな家が買えますし、より豊かな生活を送ることができます。
 

サラリーマンでなおかつ都心で余裕のある生活を送るのであれば年収1500万円は必要

日本の平均年収は約436万円なので、それを上回る600万円なら余裕の生活を送れるかというと、地方ならある程度余裕のある生活が可能ですが、東京等の都市部では難しいです。
 
1000万円ならどうかというと、都市部でもある程度余裕のある生活が可能ですが、ものすごくぜいたくな生活ができるかというとできません。そのため都心部で思いっきり余裕のある生活を送りたいのであれば、1500万円は欲しい所です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部