更新日: 2022.03.24 年収

年収1000万円を超える人は大阪にどれくらいいる?

年収1000万円を超える人は大阪にどれくらいいる?
大阪というと、東京に次ぐ大都市圏のイメージを抱く人が多いでしょう。しかし大阪府においては、年収1000万円を超える高所得者の数は多いとは言えません。
 
ここでは、年収1000万円を超える人の人数や割合を、性別や都市別に分かりやすくまとめました。ぜひ一読して、1000万円を超える年収を達成する難易度や、大阪府内では上位何%くらいにあたるのかなどの、具体的なイメージをつかんでください。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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大阪府の平均年収

 

厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、大阪府の労働者の平均年収(※)は、約504万円です。男女別に見ると男性は約569万円、女性は約393万円で、170万円以上の開きがあります。
 
年代別に見ると男性は50代後半、女性は40代後半の平均年収がもっとも高く、それぞれ約719万円、約434万円です。
 
平均年収と比較すると、大阪府において年収1000万円はかなり高い年収であると言えるでしょう。
 
※文中の平均年収はすべて、令和2年賃金構造基本統計調査の結果値をもとに、きまって支給する現金給与額×12ヶ月と年間賞与その他特別給与額を合計した概算値です。
 

大阪府の年収1000万円超の人の人数と割合

 

総務省「平成29年就業構造基本調査」によると、大阪府の年収1000万円以上の人の人数と割合は、図表1のとおりです。
 
図表1

年収 全体 男性 女性
1000~1249万円 8万1800人(1.8%) 7万4600人(3%) 7100人(0.4%)
1250~1499万円 2万3700人(0.5%) 2万2400人(0.9%) 1300人(0.1%未満)
1500万円以上 3万8800人(0.9%) 3万4500人(1.4%) 4400人(0.2%)
1000万円以上計 14万4300人(3.2%) 13万1500人(5.3%) 12800人(0.6%)

 
人数は14万人あまり、全体に対する割合は3.2%とごく少数であることがわかります。また、14万人あまりのうち13万人以上を男性が占めており、男性全体に対する年収1000万円以上の男性の割合は、5.3%と全体で見た場合より2ポイント以上高くなっています。
 
反対に年収1000万円以上の女性は1万3000人に満たず、女性全体に対する割合は1%にも届きません。
 
これらの数字を東京都の数字と比較してみましょう。同調査によると、東京都の年収1000万円以上の人数は約55万5200人(男性:約49万5700人、女性:約5万9400人)。割合にすると約7%(男性:約11%、女性:約1.7%)です。
 
大阪府の年収1000万円以上の人の人数は東京都の3分の1以下、割合でも2倍以上の開きがあります。国内トップクラスの経済規模を誇る大阪府であっても、高所得者の割合は東京都には大きく及ばないのです。

 

大阪府で年収1000万円超の人が多い市町村

平成29年就業構造基本調査の結果をもとに、大阪府内の人口30万人以上の市を年収1000万円以上の人数が多い順に並べると、図表2のようになります。※()内は市内総数に対する割合。
 
図表2

大阪市 4万8300人(3.3%)
豊中市 1万3000人(6.1%)
堺市 1万2300人(3.0%)
吹田市 1万1700人(6.1%)
高槻市 9100人(5.1%)
枚方市 5200人(2.7%)
東大阪市 3300人(1.5%)

 
年収1000万円以上の人が最も多く集まっているのは大阪市、次いで府中市という結果です。ただし、市内総数に対する割合を見ると、豊中市や吹田市、高槻市の方が高くなっています。
 

年収1000万円超の人は大阪でもごく少数

人口規模の大きな都市を多数抱え、日本トップクラスの経済規模を有する大阪府においても、年収1000万円を超える人の割合は全体の3%強でしかありません。大阪府の平均年収と比較しても、年収1000万円は、簡単に超えられないハードルであると言えるでしょう。
 
特に女性で年収1000万円を超える女性は大阪府の女性の1%もおらず、女性が年収1000万円を達成することの難しさが伺えます。
 
出典
厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」
(都道府県別第1表 都道府県、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額)
総務省「平成29年就業構造基本調査」
(平成29年就業構造基本調査 主要地域結果(全国,都道府県,県庁所在都市,人口30万以上の市,県内経済圏))
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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