更新日: 2022.03.30 年収

30~40代の半数以上が結婚・子育てをしようと思える年収はどれくらい?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

30~40代の半数以上が結婚・子育てをしようと思える年収はどれくらい?
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は、30歳~49歳の男女1000名を対象に「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2022」を実施しました(※)。
 
働き盛りで、結婚・子育てとライフイベントを経験することが多いこの年代の人たちの金銭感覚について見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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毎月自由に使えるお金の平均は3.3万円。貯蓄の平均は291万円

毎月自由に使えるお金はいくらあるか聞いたところ、最も多い回答は「1万円以下」(29.5%)でした。以下は「1万円超~2万円以下」(18.4%)、「2万円超~3万円以下」(15.7%)、「4万円超~5万円以下」(13.9%)と続き、平均は3万3265円でした。
 
現時点でどのくらいの貯蓄ができているか聞いたところ、「50万円以下」(22.9%)が最も多く、「0円」(16.6%)や「50万円超~100万円以下」(13.4%)と、100万円以下が半数以上となりました。
 
一方で、「1千万円超」(12.9%)、「500万円超~1千万円以下」(11.3%)と、500万円超の貯蓄ができているのは24.2%となっており、平均は291万円でした。
 
投資をしているか聞いたところ、「している」は34.5%、「していないが、したいと思う」は35.6%で、70.1%が前向きに考えていることがわかりました。
 
投資をしている人に、ひと月あたりいくら投資にお金を回しているか聞いたところ、「5千円超~1万円以下」(21.7%)、「5千円以下」(21.4%)が多く、平均は3万6964円でした。
 
投資をしている商品は、「投資信託」(61.4%)、「株式」(53.9%)が圧倒的に多く、「債券(国債など)」(15.1%)、「仮想通貨」(13.0%)、「FX」(10.4%)が続きました。
 

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30~40代の半数以上が結婚・子育てをしようと思えるのは、年収600万円

次に、ライフイベントと年収の関係について見ていきましょう。
 
結婚しようと思える世帯年収額を聞いたところ、年収400万円(「年収400万円あれば」までの合計)が31.2%、年収500万円(「年収500万円あれば」までの合計)が48.2%、年収600万円(「年収600万円あれば」までの合計)が59.2%となりました。
 
前回の調査では、半数以上が結婚しようと思えるのは年収500万円(50.6%)だったのが、今回では年収600万円(59.2%)にアップしています。
 
出産・子育てをしようと思える世帯年収額についても、年収500万円が37.6%、年収600万円が50.4%となり、30代・40代の半数以上が出産・子育てしようと思うのは、結婚と同じ年収600万円でした。
 

子どもの金融教育に75.7%が賛成。自らもお金について学びたい

この4月から、家庭科の授業で「資産形成」が追加されます。子どもに、お金について学んでほしいと思うか聞いたところ、「学んでほしい」は75.7%で、大半が子どもへの金融教育を肯定的にとらえているようです。
 
子どもにどのようなことを学んでほしいか聞くと、「資産形成・資産運用」(62.6%)が最も高くなり、「生活設計」(61.7%)、「お金のトラブル」(52.0%)、「保険・リスク管理(事故・災害・病気などへの備え)」(48.8%)、「家計管理」(47.4%)が続きました。
 
お金について、学び直したいと思うか聞いたところ、「学び直したいと思う」が60.3%だったのに対して「学び直ししたいと思わない」は39.7%と、マネーリテラシーを高めたいと考えている人が多いことがわかりました。
 
どのようなことを学び直したいと思うか聞くと、「資産形成・資産運用」(64.3%)が最も多く、「生活設計(人生設計と人生に必要な資金の計画)」(46.4%)、「保険・リスク管理(事故・災害・病気などへの備え)」(40.3%)、「家計管理」(33.3%)、「決済方法(キャッシュレス決済手段と方法など)」(24.2%)が続きました。
 
30~40代は、家を購入する人、子どもの教育費がかかる人も多く、何かと物入りですが、計画的に資産形成をしていきたいものです。子どもだけでなく、親がまず勉強しなくてはなりませんね。
 
出典
※ SMBCコンシューマーファイナンス株式会社  30代・40代の半数以上が結婚しようと思えるのは「年収600万円」、前回調査からハードルが上昇
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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